好きな事を仕事にしていると一番聞かれるあの質問に物申したい
さあさあ、
大学とお仕事のダブル丼を全力で平らげにゆく山科ティナの、
お仕事ブログ、
第二回です!
「…は?ダブル丼?」
って方には、
『となりの怪物くん』という漫画を全力でオススメしたい。
(主人公のしずくが、恋愛と勉強どっちを取ればいいのか悩んだ時に、母親が言ったセリフが最&高なので注&目してね)
さて、
今回はインタビューや初見の方などに一番聞かれるあの質問について、
語ってゆこうと思います!
(そろそろ口調はキツくなりそうですが意識はゆるいのでお手柔らかに…)
…
『Q.どうして、漫画を描き始めたんですか?』
という質問。
自分もついつい専門業な方には聞いてしまうし…
ついつい聞いてしまうのはわかる。
でもやっぱり、そんなことを聞かれるたんびに、自分の場合は困ってしまうのであった…
😭
「は、
は、じ、め、た、キッカケ!?!?!?!?!?!震」
そ、そんなの"好きだから"に決まってる…!!!!
気付いたら描いてたし…
面白いキッカケとかないですゴメンなさい
取材なのにヤッベェアア困ったぁあああ
😭
と。
でも、
思い出した。
この質問と同じ位に、
よく耳にするセリフがあった。
『俺(わたし)、
昔は漫画家になりたかったんだ。
漫画、描いてたんだ。』
と。
自分が美大という環境にいるということもあり、
何度か耳にしたお言葉。
おそらく、絵を描くのが好きな人にとって、
漫画が一番身近にあったり、
真似て描くのにも、
ルーズリーフ一枚、ペン1本で、コマを割って、キャラクターを描いたら、もうなんとなく漫画っぽくなるから、
そこに世界が広がるから。
絵の具を揃えるところから始めなきゃならない絵画などよりも、
漫画は始めるのには一番ハードルの低いものなのかもしれない。
わたしもそうだった。
小学四年生の時に日本に来た。
漫画と出会い、コマを割ればラクガキのような絵でも物語になるんだと知った。
友達が見てくれた。
感想を言ってくれた。
嬉しかった。
漫画をノートに描いていた大勢の少年少女のうちの一人だ。
でも、
『俺(私)、
昔は漫画家になりたかった。
漫画、描いてたんだ。』
『そっか、でも、もう今は描いていないんだ。』
漫画を好きな人なんだと知れて嬉しい反面、もう描いてはいないんだという切なさが、毎度残る。
『Q.どうして、漫画を描き始めたんですか?』
今ならこう答えるよ。
『始めたキッカケというよりも、
止めなかったから、
止めずに済んだから、
今も、かろうじて、描けているのかもしれない。』
と。
って、まだ漫画家になれたとは言えない自分が言うのも、おかしな話ですが。(第一回参照)
次回は、
どうして止めなかったのか、
どうしたら好きな事を続けられるのか
について、
掘り下げていこうとおもまーす!
(同時に更新頻度がんばります…震)
ぽん、