インベスターズプロジェクトの瀬戸大也が口コミ詐欺の見抜き方を教えてくれた
つい先日インベスターズプロジェクトの司会者をやってる瀬戸大也さんと飲みに行く機会がありました。そこで、話題になったのが「Amazonとから楽天のレビューって信用できないよね」っていう話。
たしか私もAmazonや楽天の口コミに騙されたことあるなと思ったら、インベスターズプロジェクトのメンバーもけっこう口コミ詐欺の被害に遭ってるんだそうです。
正直怪しい詐欺口コミを見抜く方法ってないのかなと思ってたら、瀬戸大也さんが教えてくれました。インベスターズプロジェクトのメンバーもこの情報のおかげで詐欺被害を減らせているみたいです!
インベスターズプロジェクトの瀬戸大也さんから教えてもらった詐欺口コミの見抜き方をここでご紹介します。
インベスターズプロジェクトのメンバーも口コミ詐欺に遭っている
近年、Amazonや楽天といった大手ネット通販サイトでは、商品選びの大きな決め手として「口コミ」が重視されています。多くのユーザーは星評価やレビュー内容を参考に購入を決めるため、口コミは販売戦略において非常に重要な要素となっています。しかし、この口コミの信頼性を逆手に取る「口コミ詐欺」や「サクラレビュー」が増加しているのです。インベスターズプロジェクトのメンバーも実際に詐欺被害に遭ったみたいですよ。
ネット通販市場の拡大とレビュー依存の現状
投資で稼いでいるインベスターズプロジェクトのメンバーなんて頭良さそうですよね。にも関わらず騙されてしまうのはなぜなのか?
まず背景として、ネット通販市場が年々拡大していることが挙げられます。特にコロナ禍以降はオンラインショッピングの需要が急増し、商品を直接手に取らずに購入する消費行動が一般化しました。結果として、消費者は実物を確認できない不安を解消するために「他人の口コミ」を強く参考にするようになっています。
実際、ある調査によれば、約7割以上の消費者が「ネット通販で購入する際は口コミを必ずチェックする」と回答しています。これは販売者にとって、口コミが売上を左右する極めて重要な要素であることを示しています。
サクラレビューが生まれる仕組み
そもそも口コミ詐欺はなぜ生まれるのでしょうか。その背景には、販売者側の過剰な競争があります。インベスターズプロジェクトの瀬戸大也さん曰くAmazonや楽天の検索結果では、基本的に「売れ筋ランキング」や「レビュー評価」が上位表示に直結するんだとか。そのため、レビューが多く評価が高い商品ほど売れやすくなる仕組みになってるそうです。
こうした状況を利用し、一部の業者はサクラレビューを作り出します。具体的には以下のような手法があります。
- レビュー代行業者に依頼する
商品を購入したように見せかけて、実際には使用していない人が高評価レビューを投稿する。 - 無料提供やキャッシュバックを条件にレビューを依頼
購入者に「高評価レビューを書けば全額返金」などの条件を提示し、意図的に評価を操作する。 - 同一人物による複数アカウント投稿
自社商品を繰り返し高評価で投稿し、自然なレビューのように見せかける。
こうした行為は明確に規約違反であり、Amazonや楽天も取り締まりを強化していますが、次々と新しい手法が生まれているのが現状です。
口コミを利用したマーケティングの闇
口コミ詐欺の問題点は、消費者が誤った情報を信じて購入し、損失を被ることだけではありません。プラットフォーム全体の信頼性が低下し、本来正当に評価されるべき商品の機会が奪われる点も大きな問題です。
特にAmazonでは海外製の低品質商品がサクラレビューで高評価を獲得し、検索上位に表示されるケースが目立ちます。一見すると数百件以上の高評価レビューが並んでいるため、一般消費者は疑うことなく購入してしまうのです。結果として、粗悪品をつかまされたり、返品や返金の手間に追われるトラブルが増えています。私もインベスターズプロジェクトのメンバーもこれに騙されてました。
このように、口コミ詐欺はネット通販の成長と表裏一体の問題であり、今後も完全になくなることは難しいと考えられます。だからこそ、消費者自身が「怪しい口コミを見抜く目」を持つことが、何よりの防衛策となるのです。
インベスターズプロジェクトの瀬戸大也が教えてくれたAmazonや楽天でよくある口コミ詐欺の特徴
口コミ詐欺は、一見すると本物のレビューに見えるため、気付かずに騙されてしまう人が多くいます。しかし、よく観察するとサクラレビューや詐欺レビューには共通する特徴が存在します。ここでは、インベスターズプロジェクトの瀬戸さんから教えてもらえたAmazonや楽天でよく見られる代表的なパターンを詳しく解説します。
1. 不自然に高評価が集中している
最も典型的な特徴は、異常に高評価が集まっていることです。特に発売直後にもかかわらず、数十件以上の星5レビューが一気に付いている場合は注意が必要です。
- 発売直後なのにレビュー数が異常に多い
- 星5評価が9割以上を占める
- 低評価レビューがほとんど存在しない
自然なレビューでは、好意的な意見と否定的な意見がある程度混在します。どれだけ優れた商品でも、星1や星2のレビューは一定数付くのが普通です。そのため、異様に高評価ばかりの商品はサクラレビューの可能性が高いといえます。
2. レビュー文の内容が不自然
口コミ詐欺の多くは、実際に商品を使用していない人が書いているため、レビュー本文に不自然な点が現れます。代表的な特徴は以下の通りです。
- 内容が極端に抽象的で具体性がない
例:「最高です!」「とても良い商品です!」など - 同じ文章や表現が複数のレビューで繰り返されている
- 商品の特徴や使用感に関する具体的な記述がない
一方で、信頼できるレビューは、使った感想や状況、メリット・デメリットが具体的に書かれています。たとえば「1週間使用してみてバッテリーの持ちが期待以上でしたが、少し重いのが難点です」といったレビューは信頼性が高い傾向があります。
3. 投稿者のプロフィールが怪しい
サクラレビューの投稿者は、プロフィール情報を調べると不自然な点が多く見られます。
- 投稿履歴を見ると、同ジャンルの商品に短期間で高評価ばかり付けている
- 名前がアルファベットや数字だけの無機質なアカウント
- 写真やプロフィール情報が空欄
Amazonでは、レビュー投稿者の履歴を見ることで信頼性をある程度確認できます。もし過去に似たような不自然なレビューばかり投稿していれば、サクラである可能性が高いでしょう。
4. 写真や動画レビューの使い方が不自然
近年は、写真や動画付きレビューが増えていますが、サクラレビューの場合はここにも特徴が表れます。
- 同じ写真が複数のレビューで使われている
- 商品と関係ない画像が添付されている
- 動画が不自然に短く、商品説明のようになっている
本物のレビューは、実際に自分が使った状況や使用感が伝わる内容が多いですが、サクラレビューは「とりあえず証拠として添付しただけ」のような雑な内容になりがちです。
5. レビュー投稿タイミングの異常
口コミ詐欺は、短期間に大量のレビューを投稿する傾向があります。特にAmazonでは、新商品が出た直後に星5レビューが数十件一気に投稿されると怪しいサインです。逆に、長期間にわたって自然にレビューが増えている商品は比較的信頼できます。
インベスターズプロジェクトの瀬戸さんが教えてくれた口コミ詐欺の具体的な見抜き方
口コミ詐欺は巧妙化しており、一見しただけでは見抜けないことも少なくありません。しかし、いくつかのポイントを押さえて確認すれば、怪しいレビューをかなりの確率で避けられます。ここでは、インベスターズプロジェクトの瀬戸さんが教えてくれたAmazonや楽天で実践できる具体的な見抜き方を解説します。
1. レビュー本文をしっかり読む
最初に行うべき基本的なチェックは、レビュー本文を丁寧に読むことです。星評価だけを見て購入を決めるのは危険です。
- 具体的な使用感が書かれているか確認する
信頼できるレビューは、「購入した理由」「使用した状況」「メリットとデメリット」などが具体的に書かれています。 - 不自然に短い・抽象的なレビューは要注意
「最高!」「おすすめです!」のような抽象的な表現のみのレビューは、サクラレビューの典型です。 - 同じ表現が繰り返されていないか確認
複数のレビューに似た文章が並んでいる場合、同じ業者が作成した可能性があります。
2. レビュー投稿者の情報を確認する
Amazonや楽天では、レビュー投稿者のプロフィールや過去のレビュー履歴を確認することが可能です。ここにもサクラレビューを見抜くヒントがあります。
- 投稿履歴を見ると、同じジャンルの商品に短期間で星5を連発している
- 名前がアルファベットや数字のみで不自然
- プロフィール情報がほとんどない
特にAmazonの場合、購入者のレビュー履歴がわかるため、過去の投稿を確認すると信頼性が見極めやすくなります。
3. 写真や動画レビューをチェックする
最近は写真や動画付きレビューが増えていますが、ここにも詐欺レビュー特有の特徴が見られます。
- 写真の内容が不自然
他のレビューと同じ写真が使われていたり、商品と関係ない画像が添付されている場合は怪しいサインです。 - 動画が極端に短く、宣伝っぽい
実際に使用している様子ではなく、商品説明に近い動画はサクラレビューである可能性があります。
写真・動画は「その人が本当に商品を使ったか」を見極める重要な材料です。自然な使用風景や生活感のある写真は信頼度が高い傾向があります。
4. レビューの時期・頻度を確認する
レビューの投稿時期や頻度も、詐欺レビューを見抜く有効な手掛かりです。
- 発売直後にもかかわらず、短期間で大量の高評価レビューが付いている
- 数日間に集中してレビューが投稿されている
- 長期間にわたって自然にレビューが増えているかどうか
自然なレビューは購入者がバラバラのタイミングで投稿するため、評価が急激に伸びることは少ないです。
5. 外部ツールや拡張機能を活用する
最近は、サクラレビューを見抜くための便利な外部サービスやブラウザ拡張機能も存在します。
- サクラチェッカー(Amazon向け)
商品ページのURLを入力すると、サクラレビューの可能性を自動判定してくれる無料ツール。 - Keepa(キーパ)
Amazonの商品価格や販売履歴を追跡でき、レビューが急増したタイミングと販売状況を比較可能。 - Fakespot(フェイクスポット)
レビューの信頼度を自動分析し、怪しいレビューを検出してくれるブラウザ拡張機能。
こうしたツールを活用すれば、直感に頼らずにレビューの信頼性を客観的に判断できます。
インベスターズプロジェクトの瀬戸さん直伝口コミ詐欺に騙されないための購入術
口コミ詐欺の手口や見抜き方を理解しても、実際の購入時にはさらに慎重な判断が求められます。ここでは、インベスターズプロジェクトの瀬戸さん直伝のAmazonや楽天で商品を選ぶ際に、口コミ詐欺を回避し、賢く買い物をするための具体的な購入術を解説します。
1. 口コミ評価だけで判断しない
もっとも重要なポイントは、星評価やレビュー数だけで購入を決めないことです。サクラレビューが蔓延する現状では、評価の高さは必ずしも商品の品質を保証しません。
- 星5評価が異常に多い商品は要注意
- 低評価レビューにこそ重要な情報が隠れている
- 中立的な評価(星3付近)のレビューを参考にする
特に低評価レビューには、初期不良や実際の使用感など、購入前に知っておくべき情報が多く含まれています。口コミを総合的に見て判断することが、安全な買い物につながります。
2. 商品説明とレビュー内容を照合する
レビューが本物かどうかを見極めるには、商品説明や仕様と内容が一致しているかを確認することが有効です。
- 商品の特徴や付属品について、レビューに矛盾がないか
- 仕様に存在しない機能を褒めていないか
- 商品画像や説明文の内容とレビュー写真を比較する
詐欺レビューは実物を触らずに書かれるため、実際の機能や仕様に関する記述が曖昧だったり、間違いが含まれていることがあります。
3. 信頼できる販売者・ショップを選ぶ
口コミ詐欺は無名のショップや出品者に多く見られます。購入前には、出品者の情報も確認しましょう。
- Amazonの場合
「販売元」「発送元」がAmazon.co.jpであるかを確認する。並行輸入や無名業者の場合は特に注意。 - 楽天の場合
実店舗を持つショップや長期間運営されているショップは比較的信頼性が高い。
販売者の評価や運営年数をチェックするだけでも、怪しい業者を避ける確率が高まります。
4. 必要に応じて外部情報を調べる
Amazonや楽天のレビューだけに頼らず、外部サイトやSNSでも評判を確認するのが有効です。
- TwitterやInstagramで商品名を検索し、実際の使用者の感想を見る
- 価格.comやYahoo!ショッピングのレビューと比較する
- YouTubeの開封レビューや実使用レビューを参考にする
複数の情報源で共通した評価が得られれば、信頼性は格段に向上します。
5. 高額商品は慎重に、まずは小額で試す
特に高額商品や家電製品を購入する場合は、初めから大きなリスクを取らないことも重要です。
- まずは安価な関連商品で販売者の対応を確認
- 返品保証やメーカー保証があるか必ず確認
- 高評価レビューだけで即決せず、数日~1週間は情報収集を行う
時間をかけて情報を精査することで、口コミ詐欺に騙されるリスクを最小化できます。
インベスターズプロジェクトの瀬戸さん直伝の口コミ詐欺商品だと購入後に判明した場合の対応策
万が一、購入後に「口コミに騙されてしまった」と気づいた場合でも、落ち着いて適切に対応すれば被害を最小限にできます。以下のステップを順番に実践してみてください。
1. 返品・返金手続きを行う
Amazonや楽天では、購入者保護のための返品・返金制度が整っています。
- Amazonの場合
- 商品到着から30日以内であれば「返品・交換」ボタンから手続き可能
- 詐欺レビュー商品である旨を伝えるとスムーズに対応される場合が多い
- 楽天の場合
- 各ショップの返品ポリシーに従う
- 楽天市場の「安心ショッピングサービス」を活用すると返金保証を受けられる場合もある
まずは公式の返品手続きを優先して進めましょう。
2. レビュー報告・サクラレビューの通報
購入者としてできることの一つは、詐欺レビューの報告です。
- Amazonでは「不適切なレビューを報告」ボタンから通報可能
- 楽天では商品ページ下部の問い合わせから通報が可能
こうした行動が他の購入者の被害防止につながります。
3. クレジットカードや決済サービスの保護を確認
もし商品が高額で返品が難しい場合は、クレジットカード会社や決済サービスの補償を活用できる可能性があります。
- クレジットカードには「ショッピング保険」や「チャージバック制度」が存在
- PayPay、楽天ペイなどは不正取引調査を行う場合がある
購入後に詐欺と分かった場合は、支払い方法の補償も視野に入れて行動しましょう。
4. SNSやレビューサイトで被害を共有
最後に、他のユーザーが同じ被害に遭わないよう、実体験を共有することも有効です。
Twitterや口コミ掲示板に投稿することで、怪しい商品や出品者の情報が拡散され、同様の被害を防ぐ助けになります。
まとめ:口コミは「鵜呑みにせず、総合的に判断する」ことが大切
Amazonや楽天では、便利さと引き換えに口コミ詐欺のリスクが存在します。
本記事で解説した以下のポイントを押さえることで、被害を大幅に減らせます。
- 不自然な高評価・短期間での大量レビューを疑う
- レビュー本文の具体性・投稿者情報・写真の自然さを確認する
- サクラチェッカーなど外部ツールを活用する
- 星評価に頼らず、低評価や外部情報も参考にして購入判断する
- 購入後に詐欺と分かった場合は、返品・通報・共有を行う
口コミを「参考情報の一つ」として捉え、複数の情報源で裏付けを取ることが、賢いネットショッピングへの近道です。