止まり木とこれから
数年前にHSP(Highly Sensitive Person)という気質を知り、医学的及び科学的根拠がないが、そのスコアの高さや示されている特性から、やっと止まれる止まり木を見つけられた感じで安心できました。
しかし、もう一つ自分の中で生きづらさとは異なる疑問を抱えていました。いや、もしかしたら細い糸で繋がっているかもしれないが。 それは映像として浮かばない、専門書や一方通行の講義や説明を読んでも聞いても、壁にブロックされるかのように、頭に入っていかない。 ただそれでも、関心の高い内容であれば、少しは入ってくることはあります。
他の同業の方々は知識として当たり前に話せているのに、自分は同じように学び知識を得ているはずのに、何でこうなんだろうと、情けない思いになっていました。
そして先日WAIS-IV(成人知能検査)を受けたところ、軽度の限局性学習症(旧称:学習障害)の発達障害でした。自分の推測通りだったと同時に、やっと謎が解けたという気持ちになり、HSPよりも確かな止まり木に止まれることが出来ました。
そして、必要に応じて、不定期に利用している機関でカウンセリングを受けてその結果を伝えたところ、芸術肌の人に多いことを告げられ、42年続けている写真への思い、ファインダーの向こうに自分が写っていなければ写真ではないという持論にも納得出来たしだいです。
しかし、やっと謎が解け、確かな止まり木に止まれたのは上述の気持ちの通りですが、これからの生き方、仕事の仕方など、色々再考しなければなりません。ただ、それらは決してネガティブではなく、ちょっぴり不安をブレンドした創造性を持ったものであります。
長い拙文を最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。