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第2話

Photo by zhang kaiyv on Unsplash

皆様お久しぶりです。

今回は前回の続編ということで、僕の営業マン生活がスタートしたところからお話ししていきます。

僕の営業マン生活は皆様同様に、上司の後ろにくっついて歩いているだけでした。

最初の仕事は、お客様と名刺交換をして商談が始まりそうになったら、商談資料をお客様に渡すという、本当に誰でもできる仕事だけでした。

商談時間が毎回1時間ちょっとあったので、昼ご飯を食べた後はとにかく眠たかったのを覚えています。

商談中に寝落ちしそうになり、お客様と目が合って気まずくなることが多々ありました。

そんなこんなで、僕は一人で営業をしたいという気持ちが芽生えてきたのか、皆様が大嫌いな飛び込みをやらせてくださいと上司に申し出て、毎日のように車を1時間ほど走らせて埼玉の方へ飛び込み営業を行ってました。

飛び込み営業では、たくさん悔しい思いや怖い思いをしました。

飛び込み営業を経験している方なら、大変さが分かると思います。

真夏や大雨の日にスーツを着て、ネクタイ締めて汗だくになったり、びしょびしょに濡れたスーツで飛び込み営業を行っていました。

飛び込み営業は、基本門前払いなんですよね。

そこで、工夫しないと時間の無駄だと考え、まずはインターホンを押して対面で会わないと始まらないと考えました。

飛び込みのほとんどはインターホンで受付の人が出て、会社名を言って営業ですか?と聞かれて営業ですと答えると大丈夫ですと言われてインターホンを切られるんですね。

そこで、僕は毎回インターホンが故障しているかのように声が届いていないふりをして受付の人に出てきてもらうように工夫をしたり、インターホンのカメラを手で隠したりしてまず受付の人に出てきてもらうことから始めました。

そうするとほとんどの人が出てきてくれるんですね笑

基本受付の人や工場のおっちゃんは40代50代の人が多かったので、僕は昔からその年代にはかわいがられてきていたので、僕のトークで担当者まではつないでもらっていました。

ですがよくここまで来たねとか、頑張ってるねで終わってなかなか契約までは至らなかったです。

上司には名刺を交換してきたらよくやったぞと褒められていたので、褒められて成長する単純な僕は褒められるのがうれしくて毎回名刺をたくさん交換して会社へ戻っていました。

飛び込みは全く成果に繋がらず、並行して行っていたテレアポに力を入れ始めました。

そこでテレアポでアポイントを取ったお客様でビック案件が舞い降りてきたのです。

契約となれば歩合で100万ほど入ってくるビック案件でした。

ですがここで僕の社会人人生で大きな転機を迎えるのです。

倒産です。。。

未だになぜ倒産したのか不明ですが、社会人1年目で倒産を経験をし仕事がなくなったのです。

今回はここまでにして続きは続編でお話ししたいと思います。

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