「線の外側」に立たされた日、私はようやく自分に正直になれた
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「申し訳ないが、君のポジションはなくなる」
その言葉を聞いたとき、不思議と頭は冷静でした。
サングローブ株式会社で、私は新規事業の立て直しを任されていました。崩れかけたオペレーションを構造化し、コストを半分に削り、月に何百時間もの無駄な工数を削ってきました。数字の上では、それなりの仕事をしてきたつもりです。
それでも、事業の都合の前では、個人の頑張りは簡単に飲み込まれます。誰が悪いわけでもなく、ただ、線が引かれる。そして私は、その線の外側に立っていました。
けれど今、リストラされたあの日を、私はもう悲劇だとは思っていません。あれは、私がずっと先送りにしてきた問いに、ようやく正面から向き合うための、始まりの日でした。
その問いとは、以下の通りです。
——自分は結局、何のプロなのか。何で、この先を勝ち抜いていくのか。
惰性の5年間が、教えてくれたこと
正直に書きます。私はこれまで、自分の仕事に本気で熱中できたことが、ほとんどありませんでした。
製造業に新卒で入り、その後ITへ、人材業界へと移りました。最先端の業界で働けば何かが見つかると思っていました。けれど、自分が生み出しているものに、どうしてもリスペクトを持ちきれない。気づけば、惰性で時間が過ぎていました。
ただ、この「熱中できなかった日々」は、私に一つの大事な発見をくれました。
私が唯一、時間を忘れて没頭できたのは、「混沌を、構造に変える瞬間」だったのです。
バイドゥ株式会社で、先行指標のないAIプロダクトをゼロから立ち上げ、月商1億円規模まで育てたとき。サングローブで、崩壊したオペレーションをMECEに解体し、次世代の事業基盤として組み直したとき。年間50億円規模の広告ポートフォリオを、本質的なKPIから逆算して設計し直したとき。
誰も答えを持っていないカオスの中に飛び込み、それを分解し、構造化し、数字を動かして事業を前に進める。この一連のプロセスにだけは、私は間違いなく、心臓が高鳴るような没入を感じていました。
熱中できなかったのではありません。熱中できる対象を、まだ自分で見つけられていなかっただけでした。
私が本当にやりたいのは、「事業を作り、伸ばしきる」ことだった
立ち止まって自分のキャリアを見つめ直したとき、答えははっきりしていました。
私がやりたいのは、特定の職種の器に収まることではありません。一つの事業を、企画から実行、収益化、グロースまで、自分の手で動かしきること。 事業企画の職人として、事業を伸ばしきる実力を、徹底的に極めたいのです。
そして、その先の景色も、もう見えています。
一つの事業を伸ばしきった経験を土台に、いずれは事業そのものを経営する立場へ。さらにその先には、自分自身で事業を興すことも視野に入れています。遠回りに見えるかもしれません。けれど、勢いだけで事業を興しても続かないことを、私は知っています。だからまず、一つの事業を最後までグロースさせきる。その一貫した実力こそが、経営者の、そして起業家の土台になると信じているからです。
なぜ、私はここまで「本気」になれるのか
最後に、少しだけ個人的な話をさせてください。私がなぜ、仕事でここまで本気で勝ちにいこうとするのか、その理由です。
私には、仕事とは別に、絶対に手放したくない大切なものがあります。音楽です。
父はミュージカル俳優で、エンターテインメントは幼い頃から生活のすぐそばにありました。私自身も、平日の夜はスタジオでギターを鳴らし、週末はライブハウスに足を運ぶ。熱中できない仕事に耐えていた日々でさえ、音楽が「明日を生きる理由」をくれていました。
だからこそ、私は決めました。自分にとって本当に本質的なものは、生涯かけて大切に守り抜く。そのためにこそ、仕事では徹底的に本気で勝つ。 心から大切なものを守れる人生を築くために、私は事業で結果を出し続ける。この覚悟が、私の実行力の、一番深いところにある原動力です。
だから私は、ここから始めます
社会人歴は5年。まだ道半ばです。それでも私には、どんなカオスな環境でも数字を動かしてきた実行力と、混沌を構造に変えることへの、揺るぎない情熱があります。
これを読んでくださっているあなたが、もし「事業を、本気で伸ばしきれる仲間」を探しているなら。あるいは、まだ答えのないカオスの中で、事業を前に進めてくれる人を求めているなら、是非一度、お話しさせてください。
あなたの事業を伸ばしきることに、私の実行力のすべてを注ぎたいと思っています。