研究室でインフラ勉強会を開こう
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インフラ勉強会を開く目的
研究室に新入生が入ってきました。
うちの研究室はインフラ系の内容を取り扱っているのですが、まだ技術に詳しくない人も入ってきます。
インフラ勉強会はそんな人に勉強をさせるために、実際に講師となってもらい自分がインフラについて教える事によってインフラを学ぼうという取り組みです。
学内向け?学外向け?
一番最初に決める事は勉強会のテーマを決める事ではなく、対象者を誰にするかです。そもそも学内向けにやるのか、学外向けにやるのかから考えました。いきなり学外向けにやるのはハードルが高いので、最初は学内向けに開催する事になりました。
講座の内容は何にしよう
学内に向けて行う内容は何にするかを次に決めます。
研究室のメンバーの一人が、トラフィックを可視化するイルミパケットというものを発見しました。全員これは面白そうだと感じたので、一番最初は、様々なトラフィックを可視化する事によって機器やプロトコルの挙動を学習させるような内容をする事に決めました。
ここからは新入生の仕事で、「どんなモデルのトラフィックを可視化すれば楽しいか」を2週間後までに考えて貰う事にしました。
どんなモデルを出してきてくれるかがとても楽しみです。
モデルケースの考案(5/27)
今回4年生は、「ネットワーク」を題材として、ルーティングとは何かについての講義を行う事を目的として設定した。
- RIP
- OSPF
これらのルーティングは経路のメトリックの決定方法が異なる。例えば、RIPは距離や方向(ホップ数)によってメトリックを決定するが、OSPFは帯域幅を基にメトリックを決定する。そのため、RIPはどれだけ帯域が狭い経路でも、ホップ数が少なければその経路を選択するのだ。
上記の様に経路決定の仕方について実際に可視化する事によりルーティングを理解してもらう。
宣伝用Webサイトの作成
今回は学内向けとはいえ、どう宣伝するかを悩んだがやっぱりwebサイトを建てる事とした。今週は4年生はテスト期間に入ってしまうため、僕がサクッと立ち上げた。下記は今回サイトを作った時に学んだ事を記事にまとめたものだ
https://qiita.com/engishoma/items/6fe4f0a5bf195ed271cd
https://qiita.com/engishoma/items/1e8d317c4863ce62c018
作成したサイトの一部抜粋
次回は、機材の洗い出しorトポロジーの決定or講義の流れについて決定していこうと思います!