行きたいと生きたいを創ります
Photo by Merve Kalafat Yılmaz on Unsplash
私たちは旅の力を信じています。
そして、世界でいちばん喜びも怒りも哀しみも、そして楽しさもまるごと味わえる旅行代理店になります。
朝起きてテレビをつけ、用意された食事をただ口に運び、心が動かない体操に参加し、お風呂にも入らず、トイレに通い、
また食べたくない食事をとって昼寝をし、早い夕食を終え、やることもなくただ眠る。
それが施設や自宅で過ぎていくいつも変わらない日常。
私たちは「どこで暮らすか」よりも「どう過ごすか」を大切にします。
私たちの使命は、日常に起伏をつくること。
だから目指すのは、ただ安心・安全な旅を提供したり「最後の思い出づくり」をするわけではありません。
最大限の配慮はしながら少しの苦労やハプニングがあることは前提に本人も家族も「楽しかった、来てよかった、また行きたい」と生きる力がわき上がる旅を届けます。
旅に出る準備は、心と体を動かします。「何を着て行こう」「どんな景色を見たい」
そんな会話が増え、買い物に出かけ、リハビリにも前向きになる。
大変さも含めて、生きている実感と次への挑戦心が芽生える旅。それを私たちはつくりたい。
けれど現実はバリアフリーに配慮しない旅行会社、事前の準備が多く想いがあっても単独では成り立たないバリアフリー専門の旅行会社。そして何より、家族が望んでも本人が色んな不安を理由に諦めてしまうという壁。
私たちは、旅を後押しする意思決定の伴走者として、病気や障がい、年齢を理由に諦めることなく、誰もが旅を楽しみ「生きている」を実感できるよう事業を拡大させます。
コロナが落ち着き、旅行というハードルが少しずつ下がった世界。バリアフリーに前向きなホテルやレストランも増え、海外からの訪日客の中にも、配慮を必要とする人がたくさんいる日本。
そんな今がある令和の時代に、ユニバーサルツーリズムを代表するトラベルエージェントを、私たちは創ります。