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【マーケティング戦略本部 大阪支社】2021/4月~2022/1月
コロナ禍の中、着任後10カ月中8カ月をテレワーク中心の営業を実施。
①前回の大阪勤務時の人脈を、後輩社員に引き継ぎつつ戦略策定に従事した。
②特に、高出稿量で低シェアの物件をターゲティングし改善提案に着手。
トリドール社のシェアアップ(+2P)に成功した。
③また、形骸化していた特別追加マージン契約では、バー設定を戦略的に変更し、上下期とも売り上げの下支えを形成した。
④外部環境の変化に合わせて、支社初の「閑散期企画」や、部署横断の単発特番企画(プロゴルファー金谷選手特番)の企画造成に注力した。
⑤支社売り上げのボトルネックとなっていた電通業推に対しては、関係を構築し強固な関係を構築しつつあったが異動を迎えた。
【編成部成長事業専任/経営戦略局コンテンツビジネス部(新設)/事業部コンテンツビジネス専任チーム】2018/4月~2021/3月
新たに今年8月から、自身が人選し、会社に採用を認めてもらった中途採用社員と兼務社員が加わり、3名で「IPライセンス販売の事業化」「局開発商品の事業化」を事業領域として進めた。
具体的には、以下の3つの案件を実行した。
基本的には、自身を中心に数名の自社社員以外は外部のプレイヤー企業と協業で行うモデルだ。直接的には社内外を含めて10名以下のチーム編成で遂行した。
①中国の幼児向けコンテンツ開発企業と自社キャラクターIPを使用したアニメーションの国際共同開発とライセンス販売を実施。(現在も継続中)
相手先企業は中国最大手配信プラットフォーム「テンセント・ビデオ」で3年余りで視聴数52億再生を更新し続けている幼児向けアニメ&キャラクターブランド開発企業だ。
初年度から商品化ライセンス契約も締結でき、中国での初商品化がスタートしている。
②中東の企業からの要請で、コンテンツ産業育成の為の大規模出資を伴う共同事業提案を進めている。こちらは、約12億円の投資を求める事業だが、中東にアニメ制作と販売、CGクリエイターを教育する専門学校を運営する事業。
相手先と条件が整わず中止となる。
③カープ球団など他社ライセンサーとコラボレーションした商品開発事業の事業化
【業務内容】
・ 子供向けミニアニメシリーズの資金調達とライセンス販売
・ バンダイナムコとのアプリ開発進捗管理
・ 他社IPライセンスの掘り起こしと取り扱い交渉
・ ライセンス販売に於ける契約締結業務(国内外)
・ 各種スタートアップ企業との協業検討の為の策定業務
・ 海外マーケット出展に関する国内ライセンシング協会CBLAとの共同出展調整
・ 大手アニメ制作会社とのライセンス販売事業開発
・ 国内公共施設に向けたアニメIPライセンス販売営業
・ 大手遊具施設などアニメIPライセンシーとの商品開発
【テレビ朝日総合ビジネス局 ビジネス戦略部出向】2017/4月~2018/3月
コンテンツの放送外ビジネスの全方位(配信・商品化・イベント等)を統括する業務を経験し、特に自ら志願しアニメ班に配属してもらい。帰任後の為のアニメライツ販売ビジネスの手法や人的ネットワークの蓄積を果たした。
特にアニメ班では、同社初のヒット大人アニメ「ユーリon Ice」の海外販売チームに所属し、収入源として日々拡大していた海外ライセンシーの商品化監修チーフを務めた。
アニメは製作委員会形式を取っている為、テレビ朝日社内だけでなく、社外の権利者との版権画像データ確認や国内ライセンシーとの情報共有など煩雑だった。
加えてスタイルガイドが設定されていないコンテンツでもあった為、世界観を保持しながら商品展開の最大化を図る為の監修作業は多忙を極めた。
国際チームの3名と連携し、海外向けのスタイルガイド指標を製作するなど滞っていたフローを整理し9か月の在任中1000以上の商品案を監修し、約4000万円のロイヤルティ収入の獲得ができた。
また、チームの一人と2人3脚で監修対応したDVDのBOXセット商品は、異例の大ヒットとなり、北米2カ国で39,000以上を販売し、ロイヤルティ収入として1,350万円を稼ぐことができた。・発売日:2018年2月6日後日談だが、この結果はテレビ朝日内部でも高く評価され私が弊社帰任後、私の同僚はMVP賞を受賞するに至った。
【業務内容】
・ドラマ番組コンテンツの配信・商品化・海外販売などの為の各チーム間のトラフィック業務
・アニメ番組コンテンツの配信・商品化・海外販売・イベントなどの為の各チーム間のトラフィック業務
・アニメ番組の海外商品化案件の国際監修業務
・テレビ朝日部署横断アニメプロジェクトメンバーとして次期アニメ作品の企画立案に参画
【コンテンツ戦略部(新設) / 編成部成長事業専任】2014/2月~2017/3月
2014年新設された新規ビジネス(放送外収入ビジネスモデル)の策定と実施検討、自走化を図る為の施策を構築する部署に自主希望が受け入れられ配属となる。
放送コンテンツを中心とした、配信、ライツ販売による商品化、イベントなどの360度展開を企画立案し、社外パートナー企業と協力し事業立ち上げを行った。
【業務内容】
①
2014年動画配信元年ともいうべき年に、ホームテレビ初の常設動画配信サイト「ぽるぽる動画」を開始、プレイヤー会社の選択、サイト構築調整、コンテンツ運用ルールなどを定めた。当初から少額でもマネタイズできる方法を意識し広告付き無料配信(AVOD)モデルを採用した。今年3月まで同様の形式で運用したが、月額数間円程度にしか広告収入は無かったが、地上波放送番組のマルチユースの社内スキーム作りは構築できたので一定の成果は上げられた。
課題は、配信用に回せる番組を権利処理の関係で視聴ニーズを満たすほど確保できなかった点と、番組販売の方が1次的には儲かるモデルであったことと分析した。
この方針は、現在も変化ないため、弊社の配信プラットフォームは「コンテンツの保管」以上の存在には成っていない。
②
abemaTV、GYAO、ひかりTV4K にも番組販売配信を企画販売実施した。
いずれのプラットフォームも、配信コンテンツの拡充時期だったのと、自部署が初年度の販売実績を重視していた点から「期限付き固定金額購入」の契約を結んだ。
総額で、300万円程度であったがコンテンツのマルチユース販売を実現し、顧客企業が得られた成果は大きかった。また、映像の権利処理、楽曲の権利処理音差し替え、メタデータの整理など、コンテンツ配信に必要な最低限のノウハウ・スキームを弊社に蓄積でき多古とも大きな成果だった。
幸いにも直接費はリクープでき、240万円程度の利益を確保できた。
③
2014年から香港フィルマート、TIFFCOM、MIPCOMに出展し海外番販を実施した。
香港、マレーシア、インドネシア、台湾、スリランカ、ベトナム、モンゴル、メキシコ、
アルメニア、ナミビアなど(日系海外放送局・国際交流基金を含む)の放送局と販売契
約を成約した。
現在、恒常的に販売可能なコンテンツは2番組・1フォーマットで、国際番販体制の基
盤を構築できた。
ローカルテレビ局として、海外への販売コンテンツを自社内に見出し、ベンチマークを
定めて販売シミュレーションを行い、ローカライズ等の経費を勘案した損益分岐点を
定めてからマーケット出展の選定を行うなど、弊社にとっても自信にとっても、全て初
めての試みだった。
現在までに、放送エリアは20ヵ国以上、総販売額は約300万円ほどになった。
当初は、自身と関連会社の社員の2名体制で行い、一昨年から自社社員が増え、3名体
制で行っていた。
④
弊社のスポーツ応援キャンペーン「勝ちグセ」派生商品として、広島東洋カープの菊池涼介選手のLINEスタンプ販売を企画実施(累計販売数:約3万DL)した。
当社初のカープ球団とコラボレーションしたデジタル商材として、自社と球団の両社に販売スキームと売り上げをもたらすことができた。
スタンプ商材は2シーズン実施し、レベニューシェア収入として200万円程度を得ることができた。
自身とスポーツ部記者、権利者(球団・デザイナー・選手)、5名とLINE社の調整を実施していた。
⑤
地元出身アーティストとカープ大瀬良選手の公式登場曲を企画出版販売した。
原盤権収入としては10数万円に留まった。
⑥
環境啓発ブランド「地球派宣言」のカレンダーを広島出身の動物写真家「浅尾省五」と企画制作販売した。
⑦
20年以上続く環境啓発ブランドの再構築を企画実施。 通年型の小学生向け自然体験活動イベントを企画実施・地球温暖化防止を訴える写真展「動物写真家 浅尾省五 シロクマの世界」を企画実施運営
⑧
猫ブームに着目した猫系ミニアニメコンテンツと瀬戸内海の猫の聖地を撮影した実写ミニ番組を組み合わせた「瀬戸にゃん海」を企画実施。放送域内のファンを獲得し派生商品として写真集の企画販売を実施した。
収入としては数万円程度だったが、2次利用権の販売収入をコンテンツの権利元と契約締結し、今後のロイヤルティ収入源を構築できる座組を作り上げられた意味は大きかった。今年別のエリアで商品化案件を生み出し、現在は来年のカレンダーを全国のCVSチェーンで発売する企画が動いている。出版量は12万部の予定になっている。
【大阪支社営業部】2009/2月~2014/1月
電通や博報堂DYmpなどの広告会社を担当し、担当者との人間関係構築を基本として、競合キャンペーンの迅速な情報収集と相手先ニーズの把握に努めました。
従来のスポット・タイム広告のみならず、エリアを超えて、中四国ブロックの多局営業と協力し、ミニ番組の企画制作や共同のインフォマーシャル制作など、広告商品を多面的に組み合わせた商品造成などに積極的に挑戦し、広告需要の掘り起こしと売り上げシェアの拡大に力を注ぎ、2007年には大阪支社の新記録を記録した。
また、後輩社員と協力し、4局間シェア26%台(1位若しくは2位)を恒常的に実現し、全社の広島地区民放局間シェアの向上に貢献した。
【業務内容】
◆スポット広告・タイム広告の販売営業
・ 広告会社との折衝
・ イベントやミニ番組などと広告商品を多面的に組み合わせた商品造成
・ 地区投下広告の獲得と売り上げシェアの拡大
・ スポット・タイム広告以外の企画商品造成
・ アドバタイザー宣伝部との人間関係構築
・ 広告会社プランナーとの人間関係構築
【本社営業部】2004/2月~2009/1月
地元博報堂や地元新聞系広告会社を担当し、担当者との人間関係構築を基本として、競合キャンペーンの迅速な情報収集と相手先ニーズの把握に努めました。
従来のスポット・タイム広告のみならず、ミニ番組の企画制作やイベントや公開収録などと広告商品を多面的に組み合わせた商品造成などに積極的に挑戦し、広告需要の掘り起こしと売り上げシェアの拡大に力を注いだ。
メイン担当の中国博報堂の局別売り上げ数字は担当している間トップシェアを維持した。
【業務内容】
◆スポット広告・タイム広告の販売営業
・ 広告会社との折衝
・ イベントや公開収録などと広告商品を多面的に組み合わせた商品造成
・ 地区投下広告の獲得と売り上げシェアの拡大
・ スポット・タイム広告以外の企画商品造成
・ アドバタイザー宣伝部との人間関係構築
・ 広告会社プランナーとの人間関係構築
【地球派宣言室】2002/4月~2004/1月
1993年から現在まで続く自社の環境保全キャンペーンです。毎週10分のコーナー担当ディレクターとして、企画・取材・編集・出演までをほぼ単独で行った。自身のコーナーの平均視聴率は9.8%で、夕方ワイド帯番組の視聴率向上に貢献した。
また、2003年には、国際マネジメント規格のISO14001取得を果たし、社内横断のルール選定と進捗管理を実施した。
【業務内容】
◆コーナー担当ディレクターとしディレクション業務全般
・ 内容企画と構成
・ 取材先との折衝
・ 取材クルーの手配と取材実施
・ VTR編集
・ コーナー演出
・ 出演
・ 予算管理
・ CM制作
◆ISO14001取得整備と進捗管理業務全般
・ コンサルとの申請書類作成
・ 申請プレゼン実施
・ 取得後の社内進捗管理
・ 定期調査と報告
【東京支社営業部】1998/2月~2002/3月
博報堂やADK、電通のサブ担当として代理店広告営業を担当しました。主な担当アドバタイザーはキリンビール、三菱電機、マイクロソフト等で、担当者との人間関係構築を基本として、競合キャンペーンの迅速な情報収集と相手先ニーズの把握に努めた。
また、テレビ局のCM枠は限界商品ですので、効率的な枠販売を徹底し、月次、年次売り上げの最大化に注力した。
【業務内容】
◆スポット広告・タイム広告の販売営業
・ 広告会社との折衝
・ 地区投下広告の獲得と売り上げシェアの拡大
・ スポット・タイム広告以外の企画商品造成
・ アドバタイザー宣伝部との人間関係構築
・ 広告会社プランナーとの人間関係構築
【報道部】1995/4月~1998/1月
記者として県警、企画ニュースを担当。「夜討ち朝駆け」を実践し、地道な取材と裏取りの重要性を学びました。「客観的な事実に基づく判断」を徹底したことが、後の業務に於いてもプラスに働いている。
企画取材では、「島しょ部・中山間地域の高齢化問題」「若者の薬物汚染問題」「日本サルと地域の共生」等、地域の社会問題を掘り下げる企画などを実施した。
【業務内容】
◆ニュース取材
・ 日々のストレートニュースの取材
・ ニュース原稿の出稿
・ ニュースVTRの編集
◆ニュース企画のディレクション
・ 企画コーナーの企画取材・編集
・ 地域の社会問題を掘り下げ、問題提起を実践した。