Claudeに日々の業務を手伝ってもらうようになって、少し気になっていたことはがありました。文章もコードも書けるのに、自社のことを知っていることもあれば、あまり知らないこともあるなということです。言葉の定義、戦略やテーマ、私の立場など、同じ説明を繰り返していました。
やったのは、テキストファイルを1枚置くだけ
Claude Codeには、「CLAUDE.md」を設定することで、作業を始める前に必ず読んでくれる仕組みがあります。ここに私に関する情報(部門/役職等)や自社の基本情報を書きました。内容は大きく4つです。
- 会社の基本情報
- 会社名・事業内容・今期の戦略、マネージャーの思考等
- カラー定義(資料・図版はこの色を踏襲する)
- コーポレートカラー: #34A394
- 定義
- 今期=今年度の会計期間。社内用語は社内定義に沿う
- 役職、役割等
- やってはいけないこと
- 人事・財務データや認証情報は、出力・外部送信しない
- 外部に影響する操作は、実行する前に必ず私に確認する
効果は「指示が半分になる」
まず資料づくりが変わりました。「グラフにして」とだけ頼んでも、コーポレートカラーで揃った図が出てくる。「今期の予定をまとめて」で正しい期間を見てくれる。前提の説明が要らなくなったぶん、指示は体感で半分くらいです。
意外に効いたのが、4つ目の「やってはいけないこと」でした。数百件のデータ一括更新を頼んだとき、Claudeは実行前に手を止めて「◯件を更新します。まずテスト実行で内容を確認しますか」と聞いてきます。AIに仕事を任せるときのガードレールを、口頭ではなく文書で定義しておく——統制の仕事をしている身として、これは人間側の業務ルールとまったく同じ発想だと感じています。
コツは「書きすぎない」
最初から完璧なものは必要なと思います。会社の戦略や決まりごとを「AIが読める場所」に1枚置いておくと、新入社員へのオンボーディングと同じような効果があるかもしれません。
始め方
はじめはこのくらい簡単なプロンプトでもいいと思います。
Claude.mdを設定したいので、対話型で進めてください。ちなみに私は「Claude.mdをそろそろ設定しようかな。」くらいから始めました。