ほとんどの人は自分がTakerだと気づいていない
Give and Takeは
元々は、お互いに奉仕し合い
与え合うことで、持ちつ持たれつの
公平なさまをあらわしたものですが
今日のこの言葉の使われ方は
「ひとつ譲る代わりに
ひとつこちらの意図を
叶えてもらう」
という意味合いが強いです。
世の中には...
Giver(ギバー)と呼ばれる
人に与えることを主眼に置いて
生きる人もいれば
Taker(テイカー)と呼ばれる
主に与えられることを期待して
生きている人もいます。
ことビジネスの世界において
成果を出す上では
✅Giverであれ
という教えが強い。
でも、とにかく人に奉仕し
人が嫌がることにも進んで取り組んでいる
いかにもGiverに見える人でも
まったく成果が上がらず
むしろエネルギーがどんどん
減っていく人もいます。
その原因は、多くの人の場合...
「僕は水が半分しかない中でも
あなたに水を与えました。なので、当然いずれは
水をこちらにも注いでもらえますよね?」
という"返礼"を期待するパターンの人。
表向きは期待しなくとも
無意識にそういう力が
働いているんです。
自分は相手にGiveしているつもりでも
本質的には相手からエネルギーが
返ってくることを期待している。
これこそまさに
✅Taker思考
なんです。
相手に何かを
与えている『風』で実態は相手から
エネルギーを奪う行為。
このように
自分は『Giver』だと思っていても
無意識のうちに『Taker』になっている人が
ほとんどなんです。
Takerは自らが欠乏していることを
無意識に感じ取り、不足を何かによって
補おうとする。
でも、無意識に
『与えられる』ことを期待している時点で
それはTakerの入口に立っている。
Give and Takeの考え方で
最も重要なのは
✅相手から何かが返ってくることを
期待してはいけない
ということ。
欠乏状態でのGiveは
結果としてTakeになることを
肝に銘じておいてほしいです