強欲に二兎(Nuxt.jsとNext.js)を追う
はじめまして
ウォンテッドリーには、初めて投稿します。
私は鈴木 尚栄(すずき なおよし)と申します。
職種や業歴の年数は、現在では25年近くになります。
私の詳細は、私のプロフィールやウェブサイトをご覧ください。
初めて私が投稿する題名として、「強欲に二兎(Nuxt.jsとNext.js)を追う」にしました。
結論を言いますと、「現在は道半ばでも、取り組んで良かった」です。
JavaScriptフレームワークとの対峙
私は、JavaScriptフレームワークは後発組です。
現在のNuxt.jsとNext.jsのトップグループと比較しても、私は3年以上の遅れはあるでしょう。
2010年代後半に、React、Vue.js、Angularといったフレームワークが徐々に名を上げました。
その状況を私は見ていて、「今はまだいいかな…」と静観していました。
その間でも、ReactとVue.jsについて個人的な研究はしましたが、私が取り組んだ時間は少数でした。
今に回顧すると、当時の私の決定的な失敗は、静観しすぎたために着手の機会を逃し続けたことでした。
また、私が仕事に多くの時間を取られ、学習時間を確保できなかったことも追い打ちをかけました。
2020年代になり、ReactやNext.jsの名が一気に高まることになります。
これは、Vue.jsのメジャーバージョンアップを巡る混乱も拍車をかけました。
この様子を見ていた私は、「真剣に取り組まないとまずいぞ」と思い、尻に火がつく状態となったのでした。
一念発起と方針検討
私が取り組むに当たり、方針を考えました。
- 対象を決めること
- 仕事に結びつくものであること
- 実務で必要とされる内容を最速最短で身につけること
- 取り組みやすいものからやること
- 学習コストを考えること
私が方針を考えた結果、「Vue.js/Nuxt.jsとReact/Next.jsの2つをやろう」となりました。
Vue.js/Nuxt.jsは、ネイティブのHTMLに近い感覚でやれるから、とっつきやすいためでした。
React/Next.jsは、案件数や求人数が右肩上がりなので、やらない理由はありませんでした。
方針を考えた時、ちょうど2021年10月に、Nuxt.js 3のベータ版が登場した時期でした。
「フレームワークの内容が新しくなるのなら、最初はVue.js 3/Nuxt.js 3にしよう!」と私は思い立ち、最初はVue.js/Nuxt.jsから取り組み始めました。
Vue.jsとNuxt.jsの学習
私のVue.js/Nuxt.jsの学習に当たり、私は教材を探しました。
教材は英語で、即戦力の内容が必要でした。
ここで私に幸運が舞い込みます。
「自分が欲しい情報は向こうからやってくる」と昔からいったもので、たまたま私がNuxt.jsのネットカンファレンス「Nuxt Nation」(2021)と、Vue Schoolというウェブサービスの存在を知ったのでした。
私がVue Schoolのウェブサイトを見ると、「え、こんなに教材が充実しているの?」と驚愕し、私は即決で会員になりました。
それ以降はの私は、Vue Schoolのコンテンツを貪るように見て、自分の開発環境でプログラミングをする日々でした。
Nuxt.jsの実務経験2つ
Nuxt.js 3の正式版が2022年秋に公開後、2023年と2024年に、私はNuxt.js 3の実務経験を2つ得ました。
どうやって私が1つ目の実務経験を得たかですが、開発者で自由にフレームワークを選べる案件に参画したからでした。
現在では、SESで案件紹介関係で多くの募集がありますが、その募集事項の大部分が応募者に実務経験を求めています。
フレームワークの初学者が1つ目の実務経験を作るためには、自由にフレームワークを選べる案件ではないと、取っ掛かりは難しいかもしれません。
自己学習に人工知能の導入
私はVue.js/Nuxt.jsの自己学習では、人工知能を積極的に使いました。
Chat GPT、Claude、Perplexityを使うことで、私の学習が効率的になりました。
また私は2023年の秋に、仕事で使用する開発アプリケーションとして、Cursor AIを導入しました。
私の導入前はVS Codeを使用していましたが、実務での開発効率を上げることが必要でした。
Cursor AIを自己学習のプログラムコードに導入し、自分の疑問点が即座にわかるようになったのは、更に自己学習の助けになりました。
React/Next.jsの学習
私は従前に、React/Next.jsも取り組む計画でした。
私はずっと、Vue.js/Nuxt.jsに対峙しているわけにも行きません。
Vue.js/Nuxt.jsの取り組みに一定の目処をつけた私は、React 18/Next.js 14(現在はReact 19/Next.js 15)の学習に取り組み、現在に至ります。
私の学習に当たり、参照した情報、コンテンツ、手段は以下でした。
- ReactとNext.jsの公式サイト
- フルスタックのサンプルアプリケーションの構築を紹介するYoutubeの動画、そのコード
- 人工知能
- Nuxt.jsで作成したコード
件名に「強欲」の表現を使った理由
その理由は、「経験年数の多い他の開発者と比べて、私が大いに遅れを取っており、強い欲がないと追いつけないから」でした。
「中途半端な気持ちでは駄目。取り組むなら、前のめりすぎるくらいの気持ちが必要」と、自分で悟りました。
私は今までの案件で、HTML、CSS、JavaScript/TypeScript、PHP/Laravel、WordPress、プロジェクトリーダー、ウェブディレクターといった経験をして、ワンストップで全工程を完結できます。
いくらウェブ開発のオールラウンダーであろうが、JavaScriptフレームワークが全く未経験では、案件の営業活動でかなりの制約を受けます。
React/Next.js、Vue.js/Nuxt.jsの開発者を求める企業が、即戦力となる実務経験を持つ人物を求めています。
市場の動向に合わせて開発者も動かないと、案件の契約と参画は難しいのでしょう。
いつに二兎(Nuxt.jsとNext.js)を掴めたと感じるか
Vue.js/Nuxt.jsとReact/Next.jsの個人的な学習と実践は、当面は続きます。
2024年12月1日現在、私のNuxt.jsの実務経験が2、Next.jsが0です。
いつに二兎を掴めたと感じるかは、私にわかりません。
まずは各々5つの実務経験を積んで、何か実感は湧くかもしれません。
私は1つでも多くの案件に参画し、多くのことを経験する必要があります。
現座、開発者の人材不足で困り、フリーランスでも参画を切望する企業様がいらっしゃるなら、私にお声をおかけいただけると嬉しいです。