具体的に何を新しくできるかって?
とんでもなく怠惰な時は芋虫状態だが、集中力がヤバいと学生時代から言われてきた。なんしか、トイレに行くこともご飯を食べることも忘れて没頭してしまう事がしばしばあったからだ。
年齢とももに、その病的なところはマシにはなってきたが、基本的にスイッチを入れるシステムだ。絶対音感があるので、ノイズキャンセル機能を自分に搭載しており、それを入れないと全ての音が音楽に聞こえて面倒くさいからだ。処世術ってやつです。
とはいえ、好奇心が旺盛すぎて自分でも大変。新しいことを一度知ると、この集中力で、大体のことは1、2日あれば自分のものにして使いこなすので怖がられる。
今は、AIアート。AIクリエイティヴ。MID JOURNEYとImage FXのそれぞれの特性を理解し、使いた推してるんだが、楽しくて仕方がない。もともと自分は、学生時代、自分の手でスーパーリアリスティックな絵を描く人間だった。もちろんMAC USERだったが(その頃は初期のグリーンのiMac )イラレとかフォトショ使う事は正直イラストレーター、ファインアーティストとしてナンセンスだと思い込んでいたが、当時の彼にイラレは筆やシルクスクリーンとかと同じ一つのツールとして考えて!と言われ、社会人になって仕事として必要とあらば、会社のアートディレクターの部屋にしょっ中邪魔しに行っては聞きまくり、サクサク自ら使うようになって「あら便利〜!リリースもオシャレにイラレで仕上げないと!」とパワポで済むものまでイラレでやって、Adobeの信者にすぐなった。
AIはCAPCUTで無料で使える時代があったときに写真を加工できるのが楽しくて、プロンプト書きまくって、やりまくっていたのだが、今回、アプリ制作で作りたいものがあって、本格的に様々なAIイメージクリエイティブソフトを比較しながら吟味しているうちに、完全にハマった。写真加工するAIではないから自分のアー写とかまで作っちゃってるもんね。大胆にも0・1で。w ちなみにトップの画像はもちAIに作らせた。
誰でも作れるっちゃ作れるんだけど、正直センスで、この間、旅行に行った時に空港に貼ってある広告見て、どっからどう見てもAI生成イラストだなってのがあったんだけど、これ、AIに作らせる意味ある?っていうのでさw AIに作らせるのって、ある程度超越してるレベル(写真で撮ったり合成すると難しいとか、実際に描いてもらうとめちゃ大変とか)のものを一瞬で何通りもできるからAIで作るわけであってよ。その広告のイラスト、めちゃくちゃ下手くそでさw 結構大きな企業の広告で(そりゃ空港に貼るくらいだから)でも最近、こういう広告多いよな〜って思って、AI選ぶ理由のメリットをクリエイティブディレクションの時に考えられてないとこうなるんだろな〜って思いましたの。まぁ、野暮ったすぎて、目に留まるっていう意味では成功しているかもしれないが、ブランディング的にどうなのか?ってとこだよね。
で、それでタイトルの「具体的に何を新しくできるかって?」
ってやつですけど。
いや、つい先日もインタビューで聞かれたわけですよ。まぁ、01ベースでやるっていう時に、そりゃその時代と、ブランドの課題によって違うわ。って話で、Aesopの時は何を実際にどうやってきたか?っていうのは皆さん興味津々な話でさ。Aesopの話以外でももっと過去の話でも聞きたいって言われるんだが、その時は当たり前にやってるから、その場で聞かれると忘れて出てこないのよ。この歳になると。日々、その瞬間生きてるからさ。ってカッコイイこと言ってみてっけど、すぐ忘れちゃうから忘備録。
そもそもAesopってオフィシャルの写真がBWの写真しか提供されてなくてさ。そんなもん、美容雑誌載せてくれるわけないじゃない?だから、まずターゲット雑誌を変更したよね。モードファッション、デザイン、建築系。建築系は、Aesopは世界中の店舗が全て違うローカルの有名建築家でテーマ性を持って違うデザインだったからそれを見てもらいたかった。
あと、当時、誰も美容系でインフルエンサーマーケティングってのをやっていなかったんだよね。今でいうギフティング。オシャレな人のカバンには何が入ってるの?みたいなのをメンズ誌やカルチャー系のWEB、あとは当時はブログが主流だったから、女優さんやメンズは裏原系の例の方々に配り歩いてコレ、オシャレでいい匂いでしょ〜?使ってね〜!つって。載せてとかやらしいこと言わないの。笑 ほんだら、みんな勝手に載せてくれる。ご厚意で。勿論、お金なんか渡さない。そもそもAesopは年間広告費0円だったからね。でも、信頼関係でやってるから、私がイイっていうものはイイって皆信じてくれてたし、だから、皆さん大好きで今はご結婚もされているすごく有名な俳優でありアーティストでもある方も、よく電話してきたりして「彼女にジュエリープレゼントしたいんですが、どこの買えばいいですか?選んでもらえますか?フキさんに聞けば間違いないんで。」って言ってくれたり。
で、なんでそうなってたかっていうの、AIアートサクサク作ってる時に思い出したんだよね。笑
私、いいと思ったら、昔からめちゃくちゃ人に勧めてたんだよね。利害関係なく。だから、01ベースでしたことって何かって言われると、、、まず、最初、Twitter出てきた時よね。
あのtwitterを多くの著名人や芸能人、芸人さんにやってもらったよね。笑 今だったらSNSリテラシーで事務所通さなきゃアウトだと思うけど、あの頃は緩かったから、気軽に勧誘できた。笑 facebookはちょっと実名で嫌だって言ってた人たちに、Twitterはつぶやきだし、芸名でできるし、なんなら芸名じゃなくても出来っから、やってみ!って。基本的に宣伝ツールがないってなったら、ツール作って貰えばいいじゃん!って発想になるから、インスタできた当時はインスタ始めなよ!って言ってみたりね。
だから、今のXとインスタにはかなり貢献してるのよ。笑 で、インフルエンサーマーケティング当たり前にやってる皆さんにも、貢献してるわ。笑 あん時、めちゃくちゃ勧誘したから。笑
なんのお金も貰えやしないのに。「とにかく自分主体発信できるし、ブログやってるならブログの宣伝にもなるし、番組の宣伝にもなるし、今はファンとの交流が大事だからやりな!WINWINだから!」つって自分で宣伝ツールを開拓していました。レッドオーシャンで戦おうとしないで、いつもブルーオーシャンで戦ってきたけど、どうしてたっけな?自分の戦法ってなんなんだろう?って改めて考えたら、まず、方法からみんなと違うこと考えるってこと?
その方法は時代が時代だけに、すごく極端な方法だったけど、clubhouseもそうだし、この間、とある芸能の友達と久々に会った時に、最後に会ったのいつ?って聞いたら、「会ってないけど、コロナの時、clubhouseで話したよね?」って言われて、あ、そうだった〜!って。w そん時も、シッカリ自社メディアイベントの宣伝させてもらって、clubhouseでの別のトークイベントも宣伝させてもらったなwと思い出したりして。笑 自分がパネラーになったらシッカリ宣伝するという目ざとさも持ちつつ。笑
もう、私ってば正直だからさ。笑 エレクトロンの時も実は全然別の名前だったんだけど、その名前とデザインじゃ売れません!契約できません!つって。笑 で、考えさせてって言ってたのに、ご丁寧に新しくパッケージデザインまで変えて持ってこられちゃって。。。えー、やるしかないじゃん?これで?って思ってたら、デンキバリブラシなるもの見せられて、いや、こっち売った方がいいよ!これ売れるから!言うて配り歩いたよね。笑 まぁ、当時のそれ知ってた友達にも早すぎてついていけない言われたけど。笑
めちゃくちゃいい商品は世の中にはごまんとあるから。何がどう違うのかわからんわ!の時代じゃないですか?それをどう売っていくのか、どう見せていくのか。作ってる本人達は灯台下暗しというか、それしか見えてないから「いいんだ」ってことしか言えない。そりゃわかってますよ。そこにどう付加価値をつけるのかは私らの仕事であってね。
なんかちょっとSNSのあり方も変わってきてるし、人との出会い方、つながり方も変わってきてるからこそ、違う方法でアプローチしたいよね、というのはあるよね。
TIKTOKSHOPとかすごいもん始まったなーって思うけど。やってるけど、ただ、商品があまりまだ良くないのが事実。ここ、まだ実はブルーオーシャンだと思うのよね。いいブランドが少ないから狙い目です。
わけわかんない偽物とかも蔓延ってるから、本物掘り出すのも大変で、良いブランドを宣伝したいし売りたいんですよね、皆さん。