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腸内フローラ(naoyakiyohar5)~宮畑晋吾

人間の腸内には100兆~500兆以上の菌がいます。

細胞は約37兆個ですから、それよりも多い菌が主に大腸で細菌叢(そう)(フローラ)を形成し、腸内環境を左右しています。

腸内環境が良いと健康につながり、悪くなると病気のリスクが高くなります。

理想的な腸内フローラで大事なのは「多様性」と「短鎖脂肪酸」です。

かつては善玉菌、悪玉菌、日和見菌などと分けていましたが、最近は、菌の種類が多くその数が偏っていない「多様性」が重視されています。

「短鎖脂肪酸」は、ビフィズス菌などが食物繊維をエサにして大腸でつくり出す物質で、代謝促進や免疫調整、排便促進などさまざまな働きをします。

多様性が失われ、短鎖脂肪酸が減ると、「大腸劣化」ともいえる状態に陥ります。

大腸の粘膜が薄くなり体の中に菌や物質が入ってきやすくなると、アトピー、花粉症などのアレルギーや、肥満、糖尿病などにつながる可能性があります。

大腸を健全に保つには、ヨーグルトや納豆などの発酵食品と、食物繊維やオリゴ糖など菌の餌になるものを併せてとるとよいと言われています。

一方、偏食、飲み過ぎ、運動不足、ストレスは腸内環境を悪くします。

自分が何を食べ、その結果おなかの調子がどうなったのかを確認することは、腸内環境を整える第一歩です。

宮畑晋吾

参考:
http://gurume2ch.com/archives/35977590.html

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