ブランド戦略
役割:グラフィックデザイナー
ツール:Adobe Illustrator
概要:私が所属していたバンドのロゴを作りました
目次
完成したもの
ロゴができるまで
一次調査:メンバーへのインタビューで「メンバーがメンバーらしくいられる空間であることを大切にしている」ことが分かった
二次調査:シティポップやアニソンは西洋の要素を融合させながら芸術性を高めながら多くの人を魅了させてきた
アイデア出し
完成したもの
英語版
日本語のロゴもあります
ロゴができるまで
一次調査:メンバーへのインタビューで「メンバーがメンバーらしくいられる空間であることを大切にしている」ことが分かった
[インタビュー参加者]
2人(部長・副部長)
[インタビューの目的]
ゆるバンドがどんな思いで運営されているのかを探るため
[分かったこと]
- アニソンコミュニティ:音楽やアニメに興味がある全ての人を、スキルレベルに関係なくつなぐプラットフォームでありたい
- くつろぎとパッション:気負わず演奏できる一方で、スキル向上を目指す人のための場も設けたい
- 機会の提供:練習会、演奏会、交流イベントを用意したい
二次調査:シティポップやアニソンは西洋の要素を融合させながら芸術性を高めながら多くの人を魅了させてきた
[分かったこと]
包括性
日本の音楽は、ジャジーな西洋要素と伝統的な日本のスタイルを融合し、言語的・文化的な壁を越えてきました(Hutcheson 2)。この融合からシティポップやLo-fiヒップホップ、アニメ音楽といった新ジャンルが生まれています。たとえばNujabesは、サンプリング技法とミュート・トランペットやサックスといった楽器選択を通じてヒップホップのビートにジャズ要素を重ね、その独自の音で日本のみならず西洋のリスナーにも響くジャンルを築きました(12)。近年では、ストリーミングサービスのアルゴリズムがこれらのジャンルをさらに世界中のリスナーに紹介しています(25)。
大衆を魅了できる芸術性
シティポップは、情熱や娯楽の日々、失恋などをテーマにした歌詞を通して、贅沢さやリラックスした雰囲気を演出します。多くの楽曲では日本語と英語を混ぜるコードスイッチングを用い、ムードと共感性を高めています(Hutcheson 15)。主流のリスナーにも広く受け入れられる一方で、ジャズやファンク、R&Bを愛するニッチなファン層も惹きつけました(15)。
- 菅野よう子は『カウボーイビバップ』でジャズ・クラシック・ロックを融合させ、商業的成功と芸術的深みを両立させた作品を生み出しています(Green 95)。
- 澤野弘之は『進撃の巨人』の劇伴で、シネマティックな緊張感と“澤野ドロップ”と称されるダイナミックなロック風オーケストレーションを駆使し、アニメファンのみならず幅広い聴衆を魅了しています(178)。
[参考資料]
Hutcheson, Kyle, A Japanese Wave: Examining Japanese Popular Music in the West and its Influence on Western Popular Music, 2023, Texas State University
Green, Laurence, From score to song — The rise of the 'star composer' and the role of music in contemporary anime, 2022, University of London, https://doi.org/10.25501/SOAS.00037278
アイデア出し
モチーフ
モチーフには付点四分休符を選びました。休符は、単なる「音のない時間」ではありません。
それは意図的に「休む」ことを選ぶ、リズムの一部です。
バンドのメンバー一人ひとりが「音楽を楽しむために立ち止まること」と「上達を目指して努力すること」の間で、自分なりのバランスを見つけていることを表しています。
色
候補1
候補2
シティポップのアルバムカバーをもとに色を選びました。メンバーに人気だった、夜景のパレットを最終的に選びました。