GODAIの坂口です!
皆さまにGODAIで働くテニスコーチを知っていただきたいと思い、コーチのインタビューを行っています。今回は、コーチ歴10年のキャリアを持ち、第1子の誕生をきっかけに指導への向き合い方が変わったという君嶋颯コーチにお話を伺いました。
インタビュー対象者:君嶋 颯(きみじま はやて)コーチ
30歳/東京都出身/硬式テニス歴13年/コーチ歴10年
── まず、テニスを始めたきっかけを教えてください。
君嶋:中学の3年間はソフトテニス部でした。もともと運動部に入るつもりはなかったのですが、仲の良い友達が「ソフトテニスをやりたい」と言うのについていったのがきっかけです。高校1・2年生の頃は遊んでばかりでしたが、硬式テニスをされていた周りの先輩方の引退試合がかっこよくて、「ソフトテニスをやっていたし同じだろう」と、高校2年の終わり頃に硬式テニスを始めました。
硬式テニスを始めて最初に驚いたのはラケットの重さです。こんなに重いものを振っていたのかと衝撃でしたが、ソフトテニスより硬式のほうが楽しかったのでそのまま続けることにしました。
── その後、専門学校に進みテニスコーチの道を選んだ理由は何ですか?
君嶋:実は、かなり軽い気持ちでした(笑)。硬式を始めてすぐに近所のスクールに通い始めたのですが、そこのコーチたちがとても楽しそうにレッスンしている姿を見て、「いいな」と思ったんです。高校卒業後の進路を考え始めた頃、大学で4年間勉強しても続かないだろうと思い、部活の延長のような感覚で、テニスをしながら学べるスポーツ系の専門学校を選びました。決心がついたのは学校の先生が高校に説明に来てくださった時の言葉です。「好きなことで仕事をするって素敵だよ」と話してくれたのが心に残りました。実際に現場に出ているコーチの言葉だったので、通っていたスクールのコーチたちの姿と重なり、「やってみたい」と思えました。今振り返ると、テニスコーチは天職だと思っています。
── 第1子が生まれて、生活や仕事への考え方はどう変わりましたか?
君嶋:生まれてから変わったというより、妊娠が分かった時点で「頑張らなきゃ」というスイッチが入りました。気持ちの上で、仕事と家庭をはっきり分けるようにしたんです。
仕事面では、初めて会うお客様やレッスンの体験にいらしたお客様は、私が新米パパで寝不足だなんて知りません。なので、夜中のミルクで睡眠時間が短くても、疲れを見せずにレッスンしようと決めています。生活面では仕事の疲れをなるべく持ち込まずに、やれることは全部やろうと思っています。
体力的には大変なこともありますが、子どもが可愛いので何とか頑張れてしまうエネルギーがあります。とは言いつつ、週に1回は一人で試合に出たり練習したりして気分転換する時間を作るようにしています。
── 子育てと仕事を両立する中で、GODAIの働き方や周囲のサポートで助かっていることはありますか?
君嶋:一番は育休です。実際に育休を取ると迷惑をかけてしまうので休むとしても2週間くらいかなと考えていたのですが、3週間の育休をいただくことができました。
同僚のスタッフが快く送り出してくれたこと、お客様に「育休でお休みです」と丁寧に伝えてくれたフロントスタッフがいたこと、そして許可してくださった支配人や会社には、とても感謝しています。
休むことに申し訳なさを感じなかったかと聞かれると、育休は権利ですし、周りも「しっかり休めよ!」と言ってくれる雰囲気でした。GODAI武蔵浦和はオープンから皆で頑張ってきたからこそ、助け合おうというスタンスが強く、育休に限らず、誰かが試合に出るための休みでも、嫌な顔をする人はいません。
同じ時期にパパになったテニス部門以外の同僚とも、「首が座ったか」「最近こんなことができるようになった」といったパパトークで盛り上がっています。テニスコーチ以外のスタッフとも仲が良いのは、GODAIの特色かもしれません。
── 親になったことで、お客様への接し方や指導に変化はありましたか?
君嶋:ジュニアクラスで特に変化を感じています。もともと細かいことが気になるタイプで、子どもの小さな変化には気づくほうでしたが、子どもが生まれてから、その「センサー」がより敏感になりました。意識して、もっとよく見てあげなければという気持ちになったんです。
先日も、いつも母親の側にいる女の子が、離れて歩いて入ってきたことがありました。母親に話を伺ってみると、友達の家に泊まりに行ってお気に入りの靴下をなくして、機嫌が悪くなってしまったそうなんです。それを知っていたから、レッスン中に空振りをしたり、言うことを聞いてくれなかったりしても、「靴下をなくしたんだもんな」と優しい気持ちで接することができました。以前の私なら気づかず、教えることだけに集中していたと思います。
最近は、レッスン前に「この1週間で一番良かったことは何?」と一人ずつ聞くようにしています。翌週までに話すネタを覚えておこうとする子どもたちが、私のことも覚えていてくれて、落ち込んだ時に楽しかったことを思い出してくれたらいいなと思っています。
── 今後のキャリアについて、描いていることを教えてください。
君嶋:やはり、レッスンが好きなのでヘッドコーチを目指しています。現在はリーダーという役職を担っていまして、アルバイトコーチの育成や、上司との橋渡しを担っています。まずはリーダーの職務をしっかり全うして、次の役職であるチーフ、そしてマネージャー、ヘッドコーチと段階を踏んでいきたいです。
ヘッドコーチになるため今の自分に足りないのは、レッスン力だと思っています。特に上級クラスのレッスンはまだまだです。コーチは皆「自分が一番」という気持ちが強いので、実力で認められることが大切だと感じています。
次のチーフを目指すうえで目標にしたいのは、武蔵浦和のチーフのIコーチです。とにかくマメな方で、イベントの資料一つでも、エクセルのセルのずれまで気にして整える、隙のなさがあります。良くも悪くも適当なところが私にはあるので、真似したいと思っています。
── これから家庭を持つかもしれない、未来の応募者・求職者の方へメッセージをお願いします。
君嶋:「テニスコーチは稼げない」と、今でも言われることがあります。私自身、以前お付き合いしていた彼女との結婚を考えた時に「テニスコーチを辞めるなら結婚していい」とその当時の彼女の親に言われた経験があります。でも、テニスコーチの価値が認められるようになってきていると感じますし、国の補助や制度、居住地の自治体の支援も年々充実してきているので、子育てにかかる負担は以前より軽くなってきています。
体力面は不安に思う方も多いと思いますが、自分の子どものためなら頑張れてしまいます。稼ぐことだけが幸せではなく、好きな仕事と家庭を両立できている今が、私はとても幸せです。だからこそ、夢を諦めないでほしいと思っています。
テニスコーチも、家族も、どちらも大切にしたい。そんな思いを持つ方を、GODAIは応援しています。少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひ下記の採用情報もご覧ください。
▶ 採用情報はこちら:https://recruit.godai.gr.jp/recruit/
(記事作成者:坂口)