例えば、情報の探索を任せることと、その結果を使って外部へメールを送ることは、同じ権限ではありません。作業を先に進める主導権と、相手への約束を決める権限は分けて考えたいところです。
白書第12章では、探索・比較・提案・選択・実行・結果確認を分け、主導権の受け渡し点を考えています。
本ラボの設計仮説は、任せた後にも範囲を言い直せること、進行状態を知れること、必要に応じて止め、別の選択肢へ移れる条件を整えることです。
ただし、承認回数を増やせばよいわけではありません。本人がすべてを確認する負担も、すでに起きた外部への影響も考える必要があります。また、一人の承認を、他者の秘密や権利まで扱える許可にはできません。
これは確立した効果の主張ではなく、検討すべき条件の提案です。
連載05「主導権と取り戻す条件」。全文と留保は日本語PDFへ。
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