哲学して生きる

僕は、人生を通して哲学をし続けたいと思っています。そして、仕事としても、哲学的な問いを人々の中に喚起するようなことをしたいと思います。社会人という言葉が表すものをよく理解していませんが、仮に、「人間社会の一員としてその責任を果たす存在」という定義づけをするならば、人々に対して、社会人であることの本質を考えてもらい、本当の意味で社会人と言えるような人間になってもらえるきっかけを作れる社会人になりたいです。このように思う理由は、社会に哲学が足りないと感じているからです。物事の本質を見ず、表層的な価値（と思わされているもの）に振り回されている人が多くいると思います。これは、社会にも、その人個人の幸福にも悪影響を及ぼしていると感じています。個人個人が、自分にとって本当に価値のあるものや考えかたは何なのかということを哲学する文化ができれば、あらゆる社会問題は解決に向かうのではないかと思っています。