インタビュー者の萩原です。
今回は、化粧品OEM会社サティス製薬の“品質保証職”についてご紹介します!
品質保証の仕事って、皆さんどんなものを想像しているでしょうか?シャーレや菌と向き合って黙々と作業している…そんなイメージの方も多いのではないでしょうか?
実はそういった作業以外にも、化粧品の品質を守るために仕事内容は多岐に渡っているんです!そんな品質保証部の仕事内容と魅力について、社員にインタビューを行いました。
Q.まずは簡単に自己紹介をお願いします。
A.品質保証部所属、入社5年目の藁科です!
入社1年目は営業部、2年目は製造部で研修を行っていました。その後、3年目から品質保証部に配属されました。品質保証部は品質管理課と品質保証課に分かれていて、私は現在、品質保証課に所属しています。
Q.ありがとうございます。品質管理課と品質保証課の違いって何でしょうか?それぞれの仕事内容を教えてください!
A.品質管理課では、発売される前の商品に隠れているリスクや欠陥を発見し、トラブルを未然に防ぐ業務を行っています。一方、品質保証課では発売された後の商品の安全性を担保すべく、品質管理よりも裁量権がある業務を行っています。
実際私が品質保証課で行っている業務は大きく2つに分けられます。
1つ目は、「薬事業務」と言われるものです。
化粧品の容器や箱に記載されている情報(広告表現)が、法律に違反していないかの確認を行っています。
2つ目は、「標準書」と呼ばれる書類の作成です。
「標準書」とは、“製品の設計書”のようなもので、その製品の情報が全て詰まっている書類です。
また、輸出に関連する資料作成のフォローを行うこともあります。
Q.化粧品の品質を守るために、中身の検査だけでなく様々な仕事が必要なのですね…!藁科さんは、様々な仕事を行っている中で、どんな時にやりがいを感じますか?
A.先ほどご紹介した業務の一つである、広告表現のチェックをしていた際、発見しづらい不備を発見し、営業部を通して顧客に共有をしました。
後日、顧客から「こんなに細かいところまでチェックして、不備を見つけてくれて助かりました。サティスに任せて良かったです。」とお言葉を頂けたときに、とてもやりがいを感じました。
品質保証の仕事は、社内の人達とやり取りすることがほとんどのため、社外の方との交流はありません。しかし、営業部などを通じて顧客と繋がっていて、自分の仕事が役立っていることを実感する時、やりがいを感じます。
Q.品質のためにしっかりとチェックしていくことが、顧客との信頼に繋がっていくのですね!そんな品質保証課の雰囲気はどんな感じですか?
A.とにかく、面白くて明るい人が多いです!私は品質保証課の中で一番社会人歴が短いのですが、常に意見を尊重してくれ、向き合ってくれる優しい先輩ばかりです!
Q.若手でも意見を尊重してくれる環境って良いですね!それでは、品質保証課にはどんな人が向いていると思いますか?
A.私が品質保証課に向いていると思う人の特徴は3つあります。
1つ目は、学ぶことに貪欲な人です。
品質保証の仕事は、知識と経験がとても重要です。私は知識ゼロで入ったので、今も毎日必死に勉強しています(笑)
2つ目は、スリルが好きな人です。
品質保証課は、化粧品の品質に関するトラブル対応をすることが多いです。
もちろん書類作成のようなルーティン業務もありますが、毎日同じ仕事だけやるのは嫌、日々刺激が欲しい!という人はこの仕事が向いていると思います。
3つ目は、自分の意見がしっかり持てる人です。
この仕事は、“決断”をすることが何度もあります。
経験が浅いと間違った決断をしそうになることもありますが、まずは意見を持つことが大事です。
もし自分の決断や意見が間違っていても、頼りになる先輩が軌道修正をしてくれます。そうやってトライ&エラーを繰り返していくことが、学びに繋がります。
Q.トライ&エラーができる人は成長が速いですよね!最後に、就活生に一言お願いします。
A.品質保証って、暗くて怖いイメージがありませんか?私もそういうイメージを持っていた時期がありました。
でも、所属している今、本当にやりがいがある仕事だなと思っています。周りからも、とても頼りにされます。それに、品質保証で培えるスキルは、どこにいっても使えるスキルだと思っています。
ネガティブなイメージを持っていることでも、まずは実際に身を持って体験してみてから決断することが大事だと思います。
なんとなく「面白そう」と思うものだけを選択するのではなく、就活生の皆さんにはたくさんのことに挑戦してみてほしいです。
藁科さん、インタビューへのご協力ありがとうございました!