▼Avintonジャパン株式会社について
横浜市西区にあるAvintonジャパン株式会社は、日本を拠点に海外にもビジネスを展開している会社だ。ビッグデータ活用とITコンサルティング会社として2010年5月に設立され、現在はAI/機械学習、ビッグデータ、データサイエンスの知識・経験を活かし、大手企業の研究開発支援や、複雑な事業課題を解決する技術ソリューションを提供している。
【事業内容】
・エッジAIカメラの研究開発および販売(
https://avinton.com/services/edge-ai-camera/)
・ビッグデータプラットフォームの研究開発および販売(
https://avinton.com/services/avinton-data-platform/)
・最新の機械学習、データサイエンス技術を利用したデータ分析サービスの提供
・その他システム設計開発、インフラ(ネットワーク/サーバ/クラウド)設計構築
・システム導入プロジェクトの推進およびプロジェクトマネジメントサポート
Avintonジャパンは、データを活用しビジネスを変革させたいクライアントのニーズに応えるべく、自社サービスの研究開発を強化している。ビッグデータ管理やAI導入のためのデータプラットフォーム、画像認識技術を活用したエッジAIカメラといった自社ソリューションのほか、ITコンサルティングや、技術者の常駐型プロジェクト支援サービスも提供。売上高は4.75億円(2018年)→19.34億円(2019年)→20.00億円(2020年)と伸びている。
また、国際性豊かな経験をもつ候補者や有名理系大学を卒業したエンジニアがそろっているのも同社の特徴。それもそのはず、Avintonでは海外で開発される最新のオープンソース技術を日夜研究開発し、自社ソリューションに積極的に導入している。最新の技術研究開発を引っ張っているのが、リードエンジニアであるJamesとTiborだ。
彼らは、大手通信・IT企業でコンサルタント、エンジニアとして第一線で10年以上活躍してきた実績をもつ。ビッグデータ分析ツールの開発や、大規模データセンターの設計構築などの経験を活かして、最前線で自社サービスの開発やコンサルティングの指揮をとる。
自らのエンジニアとしてスキルアップ苦労経験を元に、日本のエンジニア育成にも熱を出す。自社研修プログラム、Avintonアカデミー(
https://avinton.com/academy/)も企画発足し、スキルアップしたいエンジニアへ、インフラ、AI、クラウド、画像解析、データベース等の最新技術のトレーニングを提供している。
▼事業比率について
Avintonジャパンの事業比率は、コンサルティング45%、データマネジメントサービス34%、AIサービス21%となっている。
自社研究開発サービスとしては、『Avinton Data Platform』がある。これはDXの出発地点となるデータ管理の統合ソリューションで、ビッグデータやAIの最先端技術を活用し、データの収集・蓄積・処理・分析の一元化を実現。業界を横断して、データ分析やAI導入のインフラ基盤として既に稼働している。
もう一つの自社研究開発サービスに『エッジAIカメラ』がある。AI・画像認識・エッジコンピューティングの最先端技術を盛り込み、スピード・セキュリティ・安定性の全てを実現した。製造業や建設業での安全確保および作業効率化といった、ミリ秒単位での動作が求められる現場での導入が急速に進んでいる。
AIサービス開発では、現場で通用するAIサービスの開発に力を入れる。画像・音声・自然言語等、幅広い範囲にわたる開発が可能で、AI導入に向けたプロジェクトでは、要件定義・データ処理・モデル開発・アプリケーション設計・システム運用等の様々なフェーズで、サービスを提供している。
技術コンサルティングでは、サンプルデータを用いた初期的なAIモデル構築等、顧客が既に保有しているデータの有用性を検証するサービスを提供。
常駐やリモートによるIT業務支援では、エンジニアやコンサルタント、プロジェクトマネージャー、サポートスタッフによる常駐型の支援を行っている。AI・ビッグデータ・プロジェクトマネジメント・ソフトウェア・ハードウェア・移動体通信分野といった幅広い分野に対応可能で、これまで30カ国以上の多国籍な人材が、専門スキルを活かしながら顧客先で業務支援に当たってきた。