私たちリディラバは、「社会課題をみんなのものに」を合い言葉に、【社会問題】への関心を広げる活動に取り組んできました。
中高生の修学旅行などの機会を通じて、社会問題の現場を体験する「SDGs/社会問題スタディツアー」は、リディラバの創業時からの事業で、これまで累計55校・10000人以上の中学生・高校生がツアーに参加しています。
◆「私は社会を変えられる」という実感を、若い世代に。
リディラバが取り組む「SDGs社会問題スタディツアー」は、「社会問題が起こっている現場」に訪れる体験を通じて、社会問題への理解や関心を深める、探求型の体験学習(ツアープログラム)です。
生徒の皆さんにとって、学校の授業で習ったり、ニュースで耳にしたことのある程度の「社会問題」について、実際に目で見て、聞いて、五感をもって体験する。また、問題を抱える当事者や、課題解決にチャレンジしている大人たちに、目の前で出会う。
そうした経験を通じて、参加したひとり一人の中に「社会を変えるために、自分も何かできるんじゃないか」という主体性が芽ばえていきます。
私たちリディラバは、「社会課題とは、特定の事象のことではなく、解決に向けた一連のプロセスである」と考えています。現代日本が抱える社会問題の多くは、誰が悪者というわけではなく、「構造的に引き起こされている」問題が多いのが現実です。生徒の皆さんが、その社会問題を解決できる課題と考えて、実際に解決に向けて歩を進めるためには、まずその「構造」を捉え、「主体性をもって」問題に関わろうとすることが重要です。
スタディツアーでは、問題の現場を体感する「現場体験」と、問題の構造を解きほぐす「課題探究ワークショップ」の2つのプログラムを通じて、プログラムに参加した生徒の皆さんが「私は社会を変えられる」という実感を得る機会を提供しています。
2020年のコロナ禍、修学旅行などオフラインのツアーを主力商材とする私たちの事業は、一時的に事業を中断する判断を止む無くする状況となりました。しかし、そのような中でも私たちは、サービスを拡充し、顧客の新たなニーズを掴む事に成功しました。結果、2021年は19年比で170%の送客人数となり、V字回復を実現しています。
2022年は、更なる事業の拡大を通じて、学校現場の課題を解決していきたいと考えています。