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Ryohei Maiya
「他人の幸せが自分の幸せ」 これが、私の人生のテーマです。 高校1年生の子どもの日―。野球部に所属していた私は部活の練習中、130キロ超の硬球が顎(あご)を直撃しました。部長先生の車で病院に行くと、即入院。手術は成功し、現在では何でも食べられるようになりました。 入院中、真っ白で無機質な病室で考えました。 「(当たる場所が)30センチ上だったら、死んでいたかもしれない」 「運よく生かされた命、せっかくなら誰かの役に立ちたい」 3カ月後には、大好きだった野球を再び始めることができました。 目標は「自分のために」から「皆に喜んでもらうために」に変わりました。 大学入学当初は「教師」を目指していましたが、より多くの人の役に立ちたいと地元福島県で一番大きい地方新聞社に入社しました。入社2年目に東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故が起き、全てが一変しました。亡くなった方の遺族に取材した回数は私が一番多いのではないかと思います。外勤記者1年目で、原発事故で避難後、亡くなった方の遺族を取り上げた大型連載「東日本大震災・東京電力福島第一原発事故「原発事故関連死」不条理の連鎖」の初回記事を執筆し新聞協会長賞を受賞しました。 2015~2018年度4年間は田村支局長を担い、田村市、小野町の地域創生総合戦略会議委員をはじめ、行政会議やイベントなどにも携わらせて頂きました。 現在は原発事故被災地・福島県双葉郡葛尾村で、2018年3月に設立した、まちづくり会社「葛尾むらづくり公社」に勤めています。 「みんなの幸せのために」 原発事故の影響を受けた中で一番小さな村から、「新たな暮らし」を提案していきます。
葛尾村の1周28キロを使用した公道ロードレース大会「ツール・ド・かつらお」。葛尾むらづくり公社が実行委員会の事務局を担っています。
東日本大震災から10年の節目に、葛尾村内で初めて打ち上げた鎮魂の花火。多くの村民が夜空を見上げていました。
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