八尾隣保館は、大阪府八尾市で８０余年の歴史をもつ社会福祉法人です。 現在は児童福祉および高齢者福祉を中心とした事業を地域に密着しておこなっており、八尾市からの受託事業を含め、認定こども園２ヶ所、母子生活支援施設１か所、老人福祉施設２ヶ所を経営し、その施設に関連する２０余の事業を進めています。 また、「生活困窮者レスキュー事業」「学習支援事業」など社会貢献に関する様々な事業も自主的におこなっており、地域の「福祉（幸せ）」増進のため活動しています。

当法人は創始者・中村三徳のセツルメント活動の実践に始まり、その遺徳をしのび「信頼」「創造」「貢献」を理念に、「人が生きることを支え、共に生きる」を目的に事業をおこなっています。 子どもたちが「子どもらしく」育つように。 母と子が「次の暮らしに向かって」力強く歩みはじめるために。 人生の最期を「笑顔で迎える」ことができるように。 「制度の狭間」に取り残された人を支えるために。 私たちは、よりよい福祉の実現をめざしています。

なぜこの人はオムツを嫌がるのだろう？ 忙しいと職員同士の連絡が上手くとれない…。 資格を取りたいが、お金がかかる講習には行きづらい…。 貧困の連鎖を断つために、我々ができることはないのか…。 仕事や日常の中から生まれる疑問。私たちはそれらをそのままにせず、サービスの質の向上や業務改善、福利厚生などに役立てています。 オムツをしている方の気持ちを知るために職員自身がオムツを着用する研修を行い、インカムを導入することでタイムリーな報告・連絡・相談が可能になり、職員の声から資格取得助成制度が生まれました。 また、様々な事情により「働きたいのに働けないすべての人」に対して就労の場を提供する中間的就労事業や、経済的な事情等で塾に通う事のできない中学生に対して学習支援事業を実施する…。 私たちは福祉に新たな想像（イマジネーション）と創造（クリエイション）をもたらす人材を求め、育てていきます。

世間では「きつい」「きたない」「給料が安い」という、いわゆる3Kの職場と言われている介護業界。 しかしながら各種福祉用具やロボットの導入、電解水による空気清浄や殺菌、そして結婚し持家やマンションを購入している職員たち…。 技術の進歩や法人の努力、そして職員の力によって、世間一般で語られるものとは異なる介護の世界が法人内では広がっています。 私たちは利用者様が安全・安心に、そして笑顔で人生の最期を迎えられるようにケアをおこなう専門家です。 人生の最期に寄り添うことができることに喜びを見いだせるホスピタリティの精神を持つ方と一緒に仕事ができればと思います。 資格・経験がない方も大歓迎です。人を思う気持ちさえあれば十分です。