■事業内容 私たち、株式会社クラスジャパン学園は、小中学生向けの在宅学習支援サービスを提供している会社です。 さまざまな理由から学校に行けずにいる子どもたちに対して、適切な学習指導と、頑張る心を育てるお手伝いをすることで、彼らの未来に選択肢を増やしたいと考えます。 「不登校でもいいんだよ」 私たちは子どもたちの自尊心を支え、最初の一歩踏み出す姿を見守ります。 ■特徴 私たちのサービスは、ただ単に通信教材を提供するだけではありません。 サービスを利用している子どもたち一人一人に対して担任を付け、コミュニケーションを取りながら、学習に対する姿勢を見守り、都度適切なサポートを行っています。 不登校の子は「学校に行けていない」ということで自尊心を削られ続けています。保護者や友達から「今日は行けそう？」「最近元気？」などと声をかけてもらっても、その言葉によって「学校に行かなければいけない」という強迫観念が生み出されてしまいます。自分の存在価値を見出せなくなると、新しいことが怖くなるため、自分が好きなこと、たとえば好きなゲームしかできなくなってしまう、そんな根の深い悪循環に陥ってしまうことが多いのです。 そのような悪循環に陥った子に、いきなり学習意欲を出させるのは難しいです。いきなり問題解決をしようとするのではなく、まずは子ども自身に小さな成功体験を積ませ、自己肯定感を少しずつ、少しずつ芽生えさせます。 そのためには、子どもたちのちょっとした気持ちの変化に気付き、褒めることでその子の存在を認めていくことが重要となります。自分を認めてくれる存在がいるということで、勇気づけられ、少しずつ行動を起こす気力が生まれます。私たちの「担任の先生」は、学習を通じてこのような子どもたちの成長に寄り添い続けます。

■設立の経緯 代表はマーケティング業界出身で、教育関連事業の立ち上げに多数関わってきました。クラスジャパン学園を設立する前には、発起人の一人として高校生向けの通信学校を立ち上げたことがあります。その経験を活かし、小中学生向けにできることはないかと考えたのが設立のきっかけです。その際に、学校に行けない小中学生の子どもたちを持つ保護者の方から相談や問い合わせを受け、学校に行けずに苦しんでいる子どもたちを救うべく動き出したプロジェクトが「クラスジャパンプロジェクト」でした。 元々、不登校の子が通うフリースクールは存在していましたが、フリースクールは子どもたちの居場所にはなっていても、その多くは学校に「出席」しているという扱いになっていませんでした。そのため、義務教育である小中学校の卒業だけはできますが、出席日数が内申点にも含まれる中学生の場合は、高校受験が難しくなってしまい、最終学歴が中学校卒業になってしまう原因になっています。子どもたち全体での進学率は上がっていても、不登校の子たちだけで考えると、中卒の学歴で社会に出なければならない子が非常に多い状態なのです。 現在、1クラスに2，3人は不登校の子がいるといわれています。このままではチャンスを失う子どもたちは増え続け、将来的には生産人口にも影響してきてしまいます。 そこで、不登校の子たちの道を閉ざさないため、自宅学習でも出席扱いにできるような仕組みをつくりたいと考え、事業を始めたのが私たち株式会社クラスジャパン学園のはじまりです。 ■解決していきたい課題 15年ほど前に、教育機会確保法という法律が議員立法で成立しました。この法律は子どもが自宅などで学んでいるのであればそれを学習として認め、たとえ不登校であっても出席や成績評価を認めよう、というものです。ところが、このような法律の活用方法を、保護者はもちろん、学校の担任の先生ですら知らないことがあるほど、社会に認知されていないのが現状です。 なぜ自宅学習が認められてこなかったのでしょうか。 それは、自宅学習といわれても、実際にどのような学習をどれくらいしているのか把握しづらいことが原因の一つにあります。子どもの学習内容が可視化できないのでは、出席扱いにされづらく、成績評価されないのも無理はありません。 私たちの自宅学習サービスでは、オンライン学習のため、子どもの学習時間や進捗状況を詳細に把握することができます。さらに、担任とのコミュニケーション内容や、子どもの学習態度までも、記録として残すことが可能です。 このような情報をもとに、担任のコメントを添えた詳細なレポートを作成します。このレポートは、保護者様に安心していただくだけでなく、学校に提出すればきちんとした自宅学習の証明になり、出席を認めてもらうことができるようになります。また、成績評価もしてもらえるように働きかける手掛かりにもなります。 出席扱いとするかどうかは最終的に学校長の判断によりますが、私たちのサービスを利用している子どもたちのうち、8割ほどは出席として認められている実績があります。 不登校児というと、問題を抱えた子として扱われてしまいがちですが、ただ学校に行ってないだけの、可能性に満ちた未来への申し子であることには変わりありません。ちゃんとやれば花開く子たちは多いということを、私たちはよく知っています。学校に行けないというだけで将来の道が閉ざされてしまわないよう、手助けするのが私たちの仕事です。

■社内環境 東京・渋谷に事務所がありますが、現在は全員がフルリモートで働いています。 基本的にはフルコミットの社員を希望していますが、勤務時間等は要相談としています。 全社員のコミュニケーションのための会議と、部門ごとの個別会議をオンラインで行っています。全社会議ではビジョンや進捗の共有をしています。 まだ設立してから3年ほどの小さな会社のため、これといった制度はまだ整備されていませんが、メンバーが働きやすくなるような社内環境を整えていきたいと考えます。要望があれば遠慮なくご意見頂ければと思います。

■業務内容 架電スタッフとして、ホームページから個別相談の申し込みや資料請求を行ってきたお客様にお電話をし、状況を確認するお仕事をお任せしたいと考えています。電話で状況確認をした上で、個別相談のアポイントを取るまでが、架電スタッフのお仕事で、いわば「窓口」のような役割を担っていただきます。 架電スタッフは現在3人、仕事用のスマートフォンの支給を行うため、何処に住んでいても業務を行うことが可能です。 研修などはまだ制度としてはありませんが、架電営業のスタッフが丁寧に教えていきますし、1on1を行っているため、業務内容に関してや自身が抱える悩みなどもフォローしていきます。 ■将来のキャリア 将来的には希望によって以下のようなこともお任せできたらと思っています。 ・アポイント後のヒアリング担当への異動（より深い顧客・サービス理解が必要です） ・営業チームのマネジメントへの挑戦 ・行政受託事業の自治体営業／渉外担当への発展 ■求める人物像 ・不登校の子たちを助けたいという気持ちを持つ方 ・学びの多様化、公教育のインフラの充実などの変革を支援したい方 ・教育の在り方を変えていきたいという気持ちを持つ方 ・子どもたち一人一人に合ったやり方を考えられる方 昨年、新型コロナウイルス感染症流行の影響で休校が長引いたことで、登校への悩みを抱えるお子さんが増えたように思います。今までなんとか頑張って学校に行っていたような子たちにとっての頑張る理由が失われ、不登校になってしまうというパターンです。 そのため、そういった子どもたちの保護者の方からの問い合わせが増えています。 私たちは趣味嗜好の商品を提供しているわけではないので、「これいいですよ」とおすすめする営業はしません。お客様は皆、出口のない悩みを抱えて、藁にもすがる気持ちで資料請求や問い合わせをしているのです。それぞれの状況や悩みをしっかり聞けるような傾聴力を持っていることが重要だと考えています。 必ずしもトークがうまい必要はなく、電話営業の経験やスキルも必要ありません。ただ必要なのは保護者の方々の心に寄り添い、心を込めて会話をすることができるかどうかです。 子どもたちの状況や家庭の状態によっては学校やリアルのフリースクールの方がいいこともあります。「私たちのサービスが絶対」というわけではなく、一人ひとりに合った内容や環境を提案できる人が望ましいと考えています。 これから私たちと一緒にどのようなことをしていきたいか、まずはお話してみませんか？ 是非お気軽に「話を聞きにいきたい」ボタンよりエントリーしてください！