株式会社KAKEAI members View more
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筑波大学卒業後、2002年㈱リクルート入社。
商品企画、グループ全体の新規事業開発部門の戦略スタッフなどを経て、㈱電通とのJVにおける経営企画室長。
その後、㈱リクルートホールディングス人事部マネジャー。グループ全体に対する「ミドルマネジメント層のメンバーマネジメント改善」や、「Will,Can,Must・人材開発委員会・考課・配置等のデジタル化」を検討・実行。
2015年リクルート退職後 複数のスタートアップで役員を経て、2018年4月 KAKEAIを創業。 -
夏樹 立野
Sales -
■プロフィール
1994年生まれの26歳。神奈川生まれ、ちょっとだけ長野と香川にお世話になった後の神奈川育ち。
ギリギリ横浜ですが、横浜出身というと総ツッコミを食らうため神奈川出身と名乗っております。
■キャリアについて
2017年4月ウィルグループに新卒入社。
1年目は医療・介護領域での人材派遣コーディネーター。
2年目はCVCで投資しているバイオ系のベンチャー企業でセールス、マーケティング、コーポレート等。
2019年1月よりSaaSの立ち上げを行い、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスを一通り担当。
その後メンバーの増員に伴いインサイドセール...
What we do
ピープルマネジメント改善にフォーカスしたエンプロイーサクセスのためのプラットフォーム『カケアイ』の開発・運営を行っています。
リモートワーク・テレワークによる、上司部下コミュニケーションに関する問題の表出や、事業や人事としての課題優先順位が高まっている流れもあり、2020年の1on1機能リリース以降、大手企業を中心にお問い合わせが非常に増えています。
また、グローバルでの大きなトレンドである労働力人口減少・多様化・現場管理職の重要性や負担拡大に対応する「次のHRtech」として、新規性や実績を国内外から高くご評価いただいています。
【受賞歴】
●日本企業で初めて世界のHR techスタートアップ30社に選出(世界最大級のHR techイベントである「HR Technology Conference」より)●アジア太平洋地域における2019・2020 HR tech サービス TOP10 に選出(世界有数のHRtechメディア「HR TECH Outlook」より)●アジア最大級のHRアワード「HRM Asia Readers Choice 2020」にて銀賞受賞。●国内最大級HRtechカンファレンス HRtech GP 2019 最高賞グランプリ受賞 ●2020年 第5回HRテクノロジー大賞 イノベーション賞 ●Digital HR Competition 2020 最高賞グランプリ受賞
Why we do
【Mission】あなたがどこで誰と共に生きようとも、あなたの持つ人生の可能性を絶対に毀損させない。
KAKEAIに集う仲間はそれぞれ自分なりの想いでこのMission実現を目指しているわけですが、参考に代表本田の経験をご紹介します。
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サラリーマンとして十数年は順調以上だった。
分不相応な仕事を次から次へと任せてもらい、自分なりに成果を出し、夢中で仕事をしているうちに気付けば影響力もやりがいも大きい部門の管理職に就いていた。
『自分がやってきたこと、考え方、やり方は正しいのだ。だからこそ認められてきたのだ。仕事の評価が自分という人間の価値だ』
仕事をすればするほどそんな思いが膨らみ続け、自分が大きくなっていく感覚と責任が増す高揚感が、自分にさらに大きな力を与え、上を目がけて仕事をし続けた。
ある日、360度評価が実施されることになった。
当時私は人事部門の管理職としてミドルマネジメント層のマネジメント力向上に関する重要な施策を担っていた。それもあって自分自身のメンバーへのマネジメントについては自信があった。
相当な時間をかけ今でいう1on1のようなことを行い、一人ひとりに真剣に向き合っていたつもりだった。
内心「早く360度評価を実施して欲しい。メンバーからもらうフィードバックには自分への感謝の言葉が溢れているに違いない。これで昇進も早くなる。楽しみで仕方ない」そう思っていた。
実施後、メンバーから評価が返ってきた。
意気揚々とコメントを開いた私の目に飛び込んできたのは、無記名で書かれたこんなコメントだった。
「あなたには、誰もついていきたくないって知ってます??」
何かの間違いだろうと思い繰り返し確認した。
しかし、間違いなく今私の目の前に座っているメンバーの誰かが、私に対して書いたコメントだった。
目まいがし、何の音も聞こえなくなり、体が固まった。
何かの大きな勘違いをしていた自分に対する恥ずかしさ、情けなさ、孤独、恐怖に似た気持ちに押し潰されそうな日々が始まった。
メンバーへの関わり方が全くわからない。
しかし逃げていても何も解決されるわけではない。
なんとかせねば。自分の上司からもこの様子を見られている。
まして人事部の組織であり、他の部署からも見られている。
影で自分のことについて色々と言っている人がいるのではないか。
そんな混乱の中でメンバーに仕事を依頼することもできなくなり、仕事を背負い遅い時間まで働く日々を続けていると、激しい頭痛に襲われるようになった。
重度の鬱と診断された。
休職することになった。
始めのうちは、誰かが「本田も終わったね」と半笑いで言っていることを想像し耐えがたい気持ちもあったが、休職期間が長引き、少しづつ自分と向き合えるようになっていくにつれ、何よりもメンバーに対しての申し訳なさに飲み込まれそうになっていった。
なんとか元の部署に復職し、業績や従業員満足度やメンバー一人ひとりの成長が他のマネジャーよりも秀でているとされるマネジャーと自分との違いに目を向けた時、強く感じたのは『相手の視点で対話している』という、とても当たり前のことだった。
自分は、自分のためにやっていた。
決して手を抜いていたということなどなく、一生懸命関わってはいたのだけれど、それは相手が求めているものでも、相手のことを考えたものにも全くなっておらず、ただ単に自分がみた世界で、自分の経験や感覚を元に、勝手によかれと思って行動していただけだった。
悪気は無かった。では済まされない。
私は、巡り合わせで偶然私のメンバーとなったその一人ひとりの人生を自分の手で毀損させてしまった。
そして人生だけではない。
組織としての役割も十分に果たせなかった。
働く一人ひとりと企業の結節点として、ミドルマネジメントの担う責任は非常に大きい。
生産性や離職やエンゲージメントも、上司次第で大きく変わると言われてきた。
それにも関わらず、人への関わり方とは属人的なまま放置され、個人力に依存し続けている。
それにより、今この瞬間も、上司と部下はかけ違い、働く一人ひとりと組織にとっての不幸が世界で繰り返され続けている。
さらに今、マネジメントの重要性に加え難度まで高まっている。
リモートワーク・テレワーク、価値観ギャップ、プレイング業務との両立、部下の状況の多様化...etc.
働く一人ひとりの人生を左右し、その生活の基盤である組織の継続や成長をも左右する現場のマネジメントを個人の力に任せているだけではもたない。
私は、テクノロジーを用いてマネジャーとメンバーの間に入り、今この瞬間も起きている『掛け違い』を無くし『あなたがどこで誰と生きようとも、あなたの持つ人生の可能性を絶対に毀損させない。』の実現に人生をかける。
How we do
私たちは世界を変ようとしてます。非常に高い山に挑んでいます。決してルートが見えているわけでもなく、時には激しい吹雪も吹き荒れます。
共にこの山を登る上で、大切にしてるのは「常に最適な判断と行動をとり続けること」です。
そのために重要だと捉えているのは「オープン、ストレート、サポート」です。
【オープン】
例えば、KAKEAIでは、個人の給与以外の情報は全て完全にオープンにしています。
先月末時点の会社の預金残高はいくらか、PLやキャッシュフローはどうなっているのか、資金調達の進捗はどうなっているのか、クライアントやユーザーからどのような声が届いているのか...etc.
ミーティングも全てオープンです。マーケティング、セールス、カスタマーサクセス、開発それぞれのミーティングも、株主への報告会も全てオープンです。
良いことも悪いことも全てオープンに同じものを見ていくことが、一人ひとりが当事者として最適な判断と行動をとり続けることと、企業として俊敏に軌道を変える力を担保することになると信じています。
【ストレート】
例えば、KAKEAIでは、ミーティングにおいて「反応すること」を重要にしています。違うと思うのか、そうだと思うのか、考え中なのか...。私たちがすべきはチームで「事」を前に進めることです。立場や職種に関係なく、個人ではなく目の前にある「事」に対してストレートに意見をし合う、それを聞き合うことを意識しています。
事に対してストレートであることが、タイミングを逸することなく最適な判断と行動をとり続けることを支えると信じています。
【サポート】
例えば、KAKEAIでは、メンバーの誰かがセールスやカスタマーサクセスのアポイントに向かう時、職種によらずそれに気づいたメンバーが自然と「よろしくお願いします」といいます。例えば、開発がスケジュール通りにいかない時、カスタマーサクセスのメンバーはKAKEAIとして強い気持ちでクライアントと調整を行います。
KAKEAIは、携わる全員でひとりです。つまり、誰かが嬉しいことも誰かが困ることもKAKEAIそのものです。メインの役割範囲はあれど、その範囲を超えてサポートし合うことでこそ、チームとして常に最適な判断と行動をとり続けるられることに繋がると信じています。
As a new team member
【魅力】
この仕事の一番の魅力は、世界中で働く一人ひとりの日常と人生を変えるインフラとなっていくプロセスに人生をかけられることです。
【活かせる経験やスキル】
お問い合わせは、大手企業の人事・経営企画・事業推進系の部門がほとんどです。
中でも人事部門からのお問い合わせが多く、その中でも大きくは「HRBP」「1on1推進のご担当者や部門」「育成・能力開発」の3つが中心です。
当然、各社のお問い合わせ背景はさまざまです「現場の上司部下における1対1のコミュニケーションを改善したい」という点は共通です。
大手企業人事部門とのコミュニケーションを重ねてきたご経験があれば非常にスムーズにスタートできると思います。
参考までに、最近のお問い合わせの背景を記載します。
■HRBP(人事ではなく、事業推進ご担当部門の場合も多々あります)
リモートワーク・テレワークに“慣れ”はした。
しかし、企業として・事業として、最前線のメンバーとの心理的・物理的距離は開くばかりで、“一人ひとりの力を引き出す”には程通い。
いくら業務マネジメントを徹底しても、この環境下では逆効果ですらある。
現場マネジャーに部下とのコミュニケーションや、ピープルマネジメントを頑張ってもらわなければならないが、負担がかかりすぎていることもわかっている。
支援しながら強化したい。
■1on1推進のご担当者や部門
○1on1に膨大な時間をかけさせているが、現場からは不満の声も多い。
改善はしたいが負担を強いる推進は絶対に避けたい。現場に負担をかけずに質を高めたい。
○1on1を推進していくことは決めている。マネジャー・メンバーの負担が小さく、会話の質が自然と高まるツールで目的の実現を支えたい。
○皆ががやらされ感で実施するのではなく、利用者自身が「助かる」と思えるツールを提供し、できるだけ自律的な運用・推進を目指したい。
■育成・能力開発
○管理職向け研修費の大幅コストダウン要請、コロナで集合型研修もできない。とはいえ、重要だからこそこれまで取り組んできたもの。
研修費を下げ、かつ現在の働き方にフィットする施策を考えたい。
○単発の学習ではなく、日常的に現場管理職の行動変容を支援したい。
○ファクトを用いた質の高い研修を組み立てたい。
○マネジャー個々人が持つ、マネジメントに関するコツや知恵を蓄積・展開し、組織として継続的にマネジメント力を積み上げたい。
【マッチするタイプ】
SaaSですが月額で数百万円になるケースもあります(カスタマイズ無しで)
グローバルでエンプロイーエクスペリエンスの重要性が語られ、それは今、エンプロイーサクセスの担い手である現場マネジャーの重要性認識や施策検討・実行へと進展してきています。
そのような中において、業務マネジメントではなく、ピープルマネジメント(1on1や成長支援等)にフォーカスしたサービスは国内はもとより、私たちが知る限り海外にも存在せず、セールスにおいて競合した場合一度も負けたことはありません。
私達が目指す姿は、ピープルマネジメントのGitHubでもあり、LinkedInのマネジメント版でもあり、Salesforceの従業員版でもあります。短期的には、いかに1対1コミュニケーションのデファクトスタンダードになり切れるかに挑んでいます。
当然、高いビジネス感覚や大人の力が必要ですが、事業の身の丈以上の大きなチャンスをメンバーと協力して一つひとつやりきりながら、マーケットをダイナミックに動かしていくことにドーパミンが出る人にはマッチします。
【活躍する期待】
メイン担当領域はセールスでありながらも、マーケへのフィードバックも、プロダクトへのフィードバックも思い切りやっていただきたいです。皆もそれを求めています。また、世界で戦える企業となるために、セールスの面だけではなく、共に組織風土を創ってもらえる仲間を求めています。