“ドローン前提社会” これはエアロネクストが見据えている近未来社会ですが、ドローンの登場はかつて自動車が生み出した、巨大なエコシステムに匹敵する社会的インパクトがあると我々は考えています。
現在、自動車産業の市場規模は約400兆円。自動車の発明は人々の生活の利便性を高めただけではなく、市場を創り、雇用を生み出し、社会インフラを変え、法制度や税金といった国の仕組みまでも変えました。
我々は、無人航空機(ドローン)もまた人々の生活と社会構造を劇的に変えることができると考えています。
さて、ドローン前提社会の実現には機体の信頼性が必須ですが、その実現への道のりは長く険しいと言えます。私は、“ドローンは根本的な機体の構造を変えなければ、これ以上の劇的な進化は望めない。”と言い続けてきました。というのは現在のドローンの機体フレームは30年も進化しておらず、耐風性、信頼性、飛行時間、飛行速度といった様々な課題が存在するからです。こういったドローンの諸課題に対して、これまでの開発者は、ソフトウエアで解決するアプローチを取ってきましたが、我々はハードウエアのイノベーションに取り組んでいます。
我々が発明したのは重心制御技術“4D Gravity®”です。4D Gravity®はドローン機体が抱えていた諸課題を解決する、革新的な技術です。我々はこの技術の登場によって近い将来、無数のドローンが上空を飛び交う日が来ると考えています。
あらためて、ドローン前提社会のさらに前提、それは“機体の信頼性”です。“機体の信頼性”なくしては、ドローン前提社会は実現できません。
エアロネクストは、無人航空機(ドローン)の機体の信頼性を実現する、機体フレームのあるべき姿を世の中に発表し続け、今は鳥と電波しか飛んでいない地上150mの新しい空域をドローンによって経済化し、ドローン前提社会を実現するために貢献していきたいと思います。
エアロネクストが創り出す未来に是非ご期待下さい。
代表取締役CEO 田路圭輔