◆美容医療の口コミ・予約アプリ「トリビュー」を運営
トリビューというサービスを一言で表現すると「美容医療分野の食べログ」です。
美容クリニックでの施術(整形やプチ整形)経験者が投稿する術後の経過写真や体験談を探したり、ユーザー同士で悩みを相談することもできます。どのクリニックで、どの先生に担当していただいて、満足度が高かったかなども投稿されています。ここ最近美容医療においてはクリニックよりもどの先生に担当いただくかを重要視する方も増えており、先生ごとに体験談を探すこともできます。
ビジネスモデルは施術についての信頼できる情報を収集したい「ユーザー」と、新規患者を集客したい「クリニック」のマッチングモデルになります。
トリビューの特徴は下記3点です。
(1)国内最大級の写真・口コミ数
ダウンロード数は30万、写真投稿数は30万枚と国内で最も利用者数の多いアプリになっています。
(2)「この先生に担当してもらいたい!」が見つかる
悩みやパーツから体験談を探すことができ、先生ごとの得意な施術がわかるため、気に入る先生を見つけることができます。
(3)チャットで簡単に予約できる
情報収集だけではなく、カウンセリング予約をチャット形式で簡単にすることもできます。
◆7500億円、3500社の美容医療市場の課題は「集客」
美容医療の市場規模は7500億円と言われており、美容外科は4000億円、審美歯科は3500億円と言われています。湘南美容外科クリニック、高須クリニックなどの美容外科は全国に3500社は存在しています。
美容クリニックの大きな課題は「集客」にあります。
CM・交通広告・自社メディア・リスティング・アフィリエイト・送客メディアなどのチャネルを利用しています。7500億円の市場のうち約1500億円が広告宣伝費用と言われているほど集客に多大なお金を掛けていますが、大きな集客メディアはなく、リスティング広告がメインで集客チャネルは限定的です。
そこで新たな集客チャネルとして有効活用されているのが「トリビュー」です。
「トリビュー」は美容医療のCGMで、美容医療に興味関心が高いユーザーが多数閲覧をしているメディアです。
他の美容医療メディアはテキストベースの口コミサイトや個人のアフィリエイトブログなどが多く、トリビューにしかない写真付きの体験談は、従来の体験談に比べて情報の信頼度が非常に高いものとなっています。
◆これまでの美容整形情報メディアについて
これまでの美容医療メディアはテキストベースの口コミサイトが存在していました。
口コミを投稿をする際に画像投稿をするサービスは存在しておらず、2017年頃から徐々に
写真投稿型の美容医療メディアが誕生してきています。
美容整形は多くの女性が興味を持っているものの、自らの体にメスを入れることに対して
恐怖感や不安感は大きく伴います。
「失敗したら外を歩けないのではないか…」
「術後に腫れが引かなかったらどうしよう…」
と思う方は多いのではないでしょうか。
これまではテキストベースでリアルな情報を得ることができなかったのですが、写真を用いたビフォーアフターも比較することができ、且つ術後数時間後、1日後、3日後、7日後など経過観察を写真で参考にすることもできます。トリビューのほかにも競合サービスがいくつか生まれており、女性にとっては恐怖や不安を解消するためのサービスとして成り立っています。