IoTデバイスをネットワークへつなぎ、データを蓄積し、そのデータを安全に公開するプラットフォームを提供するのが私たちのミッションです。元々IoT関連のアプリケーションやプラットフォーム開発を手掛ける部署でしたが、IoT事業の拡大もあり、部署を分けてそれぞれで注力する組織となりました。
ソフトバンクのIoTと聞くと、何をイメージするでしょう。通信会社として携帯電話の印象が強いかもしれませんが、実に多様なIoTサービスを提供しているんです。
事例として、水道会社と共同で取り組んでいる無線自動検針化があります。無線自動検針化を簡単に説明すると、水道の栓に電気信号を出す機器を取り付けて、その信号がネットワークにつながり、いつ、どのくらいの水量を、どのくらいの時間使ったかのデータが蓄積されます。収集したデータを可視化する仕組みを用意し、水道メーターの検針コストの削減や、水道利用データと居住者の日常の活動との関連性を分析するサービスなど、新しいサービスの創出につなげます。全国にある何千万のデバイスをネットワークにつなぎ、データを蓄積して活用する基盤を築いているのが私たちです。