就職活動と聞いて、ポジティブなイメージを持つ人が、いったいどれくらいいるでしょうか？ 「大学まで行っているし、就職しなきゃ」 「ナビサイトを使って、たくさんエントリー」 「就活に向けて、インターンに参加しなきゃ」 「リクルートスーツを着て、黒染めしなきゃ｣ 「同じような志望動機に、自己PR｣ 「内定を取らなきゃという見えないプレッシャー」 既存の就活のルールはスマートで、ルールが比較的わかりやすく効率的だと思います。 でも、就職活動が始まると同時に、自分のキャリアを考えて動くということは、キャリアという視点を狭めてしまっているのではないかとも考えています。 学生の多くが、就職活動解禁に関わらずとも、社会とつながり、大人と出会い、仕事と関わる。 そういうことが1年生からでも、もっというなら高校生や中学生からでもできる。そうなれば良い。生きる過程、学ぶ過程の中で、もっと気軽に社会と関われる、その境界のゆるさが許容されると良い。 そして、全ての若者に働くことって、もっとワクワクするものだと知ってほしい。 そんな思いから＃さよなら就活プロジェクト（https://byebye.jp/）は、立ち上がりました。 今回のイベントを皮切りに、既存の就活に少しでも疑問を持つ方たちと、これからの就活を一緒に考えるきっかけにしたいと思っています。