【地域密着型の中心事業】 倉島事業開発の中心事業は、2015年春にオープンした青木島ショッピングパークです。この施設は、長野駅から南に4kmほどの場所に位置し、年間100万人以上の方が訪れる地域密着のNSC型商業施設。長野市初出店のテナントもいくつかあり、買い物をするための施設としてはもちろんですが、それ以外にも文化や伝統を発信するコミュニティスペースとして地域に根差していくことを目標としています。 施設内には、地元の専門学校の学生がデザインしてくれた壁画が飾られていたり、地域の方々が数多く参加するフリーマーケットや有識者の方と共に地元の歴史について学ぶ勉強会などイベントも毎週開催。「地域密着」が言葉だけにならぬよう、地元の方たちと一緒にに施設をつくっています。 【魅力ある人が育つ学び事業】 魅力あるまちづくりには「学び」が必要不可欠です。私たちは「NASC」「MHOK」という2つの学びに関わる事業を展開しています。 「長野青木島夕学キャンパス」を意味する「NASC」事業では、東京・慶應丸の内シティキャンパス（慶應MCC）と提携。時代の潮流と深層を深める『夕学五十講』のライブビューイングを行なっています。長野市内にいながら最新の知的トピックにアクセス出来る環境を提供中です。今後も、生涯学習支援の場所として活動していく予定です。 もう一つは、当社が位置する川中島平の魅力を未来（子どもたち）へ伝えていく「MHOK」事業です。 M：『水』の豊かさ、水害に打ち勝ってきた地域の賢さがある。 H：『発見』多くの優秀な人材が育ち、『発達』『発展』を遂げてきた地域である。 O：『思いやり』のある、地域で根付く“結の心”を今も継承している。 K：『絆』『還元』結の心で結ばれた地域愛を若い世代に繋げたい。 この事業では、近隣企業と地元住民が三位一体となり、健全で探求心に富んだ次世代の若者たちを育てるための活動を展開中。長野市全域での活動を見据え、現在はNPOとしての法人化を目指しています。 【魅力あるまちを創る農業事業】 2018年4月末よりスタートした農業事業は、10年以上耕作されていなかった2haの耕作放棄地を開拓し耕作地に戻すところから始めて、秋野菜の収穫を目標に急ピッチで進めています。 当社社員に農業経験はなく、長野市の農業研修で経験を積みながら進めている農業事業は、文字通りゼロからスタートしている新規事業です。既存の農業知識や経験がない私たちが、10年以上の耕作放棄地で営農することをアドバンテージと捉え、畑の力を活かした自然農法に挑戦中です。 ゆくゆくは「観光農園」として、農作物の栽培から料理の提供までを完結する施設をつくり、県外の方が長野へと足を運ぶ機会を創出して長野の活性化につなげていきたいと考えております。