▍図面への指示ややり取りをクラウドに集約する
建築やものづくりの現場では、1枚の図面を中心に多くの人が協力して形にしていきます。
しかし、指示や変更点が紙やメール、チャットに分散し、最新図面の確認や共有に多くの時間を費やしているのが実態です。
このすり合わせの非効率を独自のリアルタイム共同編集技術とAIで解消するのが、私たちが開発するプロダクト「BuddyBoard」です。
▼プロダクトページ:
https://buddyboard.com
▍ブラザー工業から独立、すでに2万人が使うインフラへ
当社は、ブラザー工業の新規事業開発プログラムから誕生し、2026年3月に会社を設立し、事業を承継しました。
開発する「BuddyBoard」は、タブレットを使い、PDF図面に複数人が同時に手書きで書き込み、リアルタイムで共同編集ができるクラウドサービスです。
専用アプリは不要で、共有用URLを発行するだけでゲストもブラウザからすぐに参加できます。
通信環境が不安定になりがちな現場や、電波の弱い場所であってもスムーズに動作し、さらに手書きならではの滑らかな書き心地も両立しています。
すでに大手ゼネコンや設計事務所などで導入が進んでおり、登録ユーザー数は2万人を突破しました。
ユーザーアンケートでも、75%が「サービスが使えなくなったらとても残念である」と回答するなど、現場に欠かせないインフラとして高い評価を得ています。
▼導入事例:
https://buddyboard.com/case
▍手書きの指摘をAIが自動でリスト化・データ化する
私たちは、図面の共有から一歩進んで、そのデータ化にも取り組んでいます。
2026年7月には、図面差分の自動抽出や、手書きの指摘をデータ化する「AI指摘リスト」を備えた「BuddyBoard AI」のベータ版をリリースしました。
これまで図面上に散らばっていた手書きの指示をAIが自動でリスト化し、タスクとして管理できるようにします。
これにより、書き写しの手間や見落としが減るだけでなく、紙の代わりという役割を超えて、蓄積し活かせるデータベースへと育っていきます。