ITの力で飲食店の業務をサポートする。一歩先を行くプロダクトに関わりたいエンジニアを募集！

株式会社リクルートライフスタイル

Engineering

Mid-career

on 2018-03-30

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ITの力で飲食店の業務をサポートする。一歩先を行くプロダクトに関わりたいエンジニアを募集！

株式会社リクルートライフスタイル

Mid-career

What we do

リクルートライフスタイルでは『じゃらんnet』（旅行）、『ホットペッパーグルメ』（飲食）、『ホットペッパービューティー』（美容）、『Airシリーズ』（店舗業務支援）など、日常のあらゆるシーンで、新しい価値を生み出し、カスタマーやクライアントの行動を支援するサービスを運営しています。

『Airメイト』は、店舗で行われる注文・会計・予約・シフト管理などのデータを、クラウドに蓄積して店舗の管理業務の効率化をサポートするサービスです。（Airメイト｜お店の経営アシスタント：https://airregi.jp/mate/）

今回は、この『Airメイト』を一緒に成長させてくれるエンジニアを募集します。

What we do

今回は、この『Airメイト』を一緒に成長させてくれるエンジニアを募集します。

Why we do

幼少期の経験がAirメイト立ち上げのきっかけに

今回、プロダクトの起案者でありサービス責任者の甲斐は、Airメイトを立ち上げた理由を以下のように語ります。

甲斐駿介
ネットビジネス本部　テクノロジープラットフォームユニット　データマネジメントグループ　データプロデュースチーム

2016年新卒入社。大学でコンピューターサイエンス専攻。Googleインターン、東京大学大学院で多くの知識を会得し、新卒でリクルートに入社。主に、Airメイトの立ち上げから現在までのプロデュースを担当。

甲斐：原点は、母方の祖母がロンドンで経営していた飲食店の記憶にまで遡ります。当時、そのお店は40年ほど続いたお店だったんですが、後継者がいないことを理由に閉店を余儀なくされたんです。今考えてみると、ここが始まりだったように感じます。

甲斐：その後、大学でコンピューターサイエンスを学んだり、世界を放浪したりしたのですが、あるとき幼馴染から一緒にビジネスをやろうとの誘いを受けます。ご高齢のお父様が経営している飲食店を継ぐために、アメリカの大学を辞めて帰国したとのことでした。特に大学にも意味を見出せなかったので、誘いに乗り小さい事務所に泊まり込んでアイデアを練ったり、趣味でサービス開発などもしていました。飲食店の経営としても、僕らは色んな試みをしました。その一つが経営管理システムを作って業務を効率化と経営の最適化をしようという試みです。もう一人の友人にプログラムを教えながらシステムを構築しました。最初は現場の反発も凄かったですが徐々に改善されていき、事業も順調に伸びていきました。今までの白地が大きかった分少し改革すると伸びるのだなと実感しました。

その頃から、スモールビジネスの現場に根ざした課題はもっとテクノロジーを用いて改善できるのでないか？より経営は効率化できないだろうかと考え始めて、飲食店を経営しつつ、シフトや売上管理のシステムを自作するようになりました。

そうしていくうちに、飲食業界と他業界で生じていたシステム化の落差を感じるようになりました。システム導入が進んでいる業界では当たり前のコスト管理や原価計算などが、飲食業界ではすべて手作業だったり、業務改善に生かされていない現状が見えたんです。この一連の流れが、Airメイトを開発するに至った経緯です。

リクルートの強みと、飲食店の課題の組み合わせで生まれたAirメイト

東京大学で技術補佐員として研究しながら、東京工業大学院への進学と同校中退を経て、リクルートへと入社をした甲斐。リクルートに備わっていた組織力と、飲食業界の課題とを掛け合わせてAirメイトの開発に踏みきったと語ります。

甲斐：リクルートにいる営業の人間は、さまざまなクライアントを担当しています。色々な店舗の状況を知っているからこそ『他のお店はこんな方法でコストを削減してますよ』とか『こういうターゲットにはこんな施策で成功しましたよ』というナレッジを数多く持っていたし、個々人ではそれをソリューションとして提供できていました。AIやビッグデータを活用し、より多くのナレッジを蓄積し、多くの店舗経営を改善していきたい。これがAirメイトの思想です。

現在、AIは広告の最適化などでよく使われている技術です。しかし、広告の最適化よりも産業に深く入っていく取り組みの方が、世の中の課題を解決することにつながると思うんです。

How we do

Airメイトが提供する、“見える化”によるソリューション

Airメイトの活用によって提供されるソリューション。それは、経営情報や管理業務に関するデータを民主化し、店舗全体の業務効率を改善することと甲斐は語ります。

甲斐：飲食業や小売業には、まだまだ改善すべき課題があります。解決方法はいろいろあって、コンサルをはじめとする業界の前線で活躍している方を採用するのも一例です。ただ、本当にそれができるかどうかで言うと、給与や勤務形態などの面で厳しい部分が多いと思うんです。だから、それを技術の力で見える化し、データを民主化していきたいと考えています。
そうすれば、リクルートの営業マンがそのデータを見ながらソリューションを提供することもできる。データから分析を進めて、営業から『〇〇さんのシフトがキツイので、採用を強化しましょうか』なんてコミュニケーションが発生するかもしれません。あるいは、他社がそのプラットフォームに乗っかることもできるはず。経営情報をデータ化し民主化を進めることでその先に広がる景色はどんどんと変わるはずなんです。

甲斐は、Googleでのインターン経験から、Airメイトはリクルートでしかできないと思ったと語ります。

甲斐：リクルートには優秀な営業メンバーが数多く在籍しています。そして、それぞれがさまざまな知見を持っている集団なんです。

コンピューターのみで完結する部分と、人の手足を使って泥臭く行う部分。両方がバランス良くなければ実現しないのがAirメイトです。開発の力をもちつつ、多くの営業メンバーを抱えるリクルートでないと実現できない事業だと思っています。

攻める部分と守る部分を見極める

Airメイトは、今春から順次提供を開始していきます。

南谷和毅
ネットビジネス本部　テクノロジープラットフォームユニット　データマネジメントグループ　データ基盤チーム

2015年新卒入社。新卒でリクルート入社後、ストリーム処理基盤構築を担当. 現在はAirメイトの開発に従事。

Airメイトは、現在マーケットにフィットするのかどうかを見極めるために、繰り返し試作を行っている段階です。開発を進める南谷は、現在の開発状況について“攻め”と“守り”の開発バランスが必要と語ります。

南谷：現在、Airメイトは高速にプロダクト価値検証を行っており、時には大きな方針変更を求められるので、柔軟な姿勢で開発する必要があります。一方でビッグデータは変化に弱く、またデータパイプラインはサービス提供の骨幹となる部分ですので、初めからしっかりと作る必要がある。このようにシステム単位、機能単位で“攻め”と“守り”の姿勢をバランスよく持ち合わせている人を求めています。

南谷は、Airメイトの強みとして、エンジニアが開発しやすいインフラを挙げます。

南谷：AirメイトはGCPをベースにアーキテクチャを組んでいます。リクルートライフスタイルが元々持っている豊富なデータを、高速に適切にそして高度に活かせるデータパイプラインを構築しました。その結果、フロントエンジニア、ソフトウェアエンジニアはインフラを気にすることなく開発に集中できる環境を実現でき、データからプロダクトアウトプットができる環境を実現しました。
また、terraform, dockerなどでインフラを構成管理することでインフラ変更の安全性を高めるとともに、頻繁に機能開発をするアプリレイヤーとは極力疎結合にすることで、安定して中長期的に進化できるインフラになってます。

As a new team member

今回募集しているエンジニアの方には、Airメイトの正式版リリースからサービス拡大まで幅広く携わっていただきます。飲食店や小売店の経営状況・管理業務を効率化するためのアプリケーションの設計・開発・運用を中心に、データパイプラインのアーキテクチャを考えたりといった上流部分からプロダクトの磨き込みまで、自分のWillに沿ってくれる環境です。

比較的小さなチームで運営しているAirメイト。チームは小さいものの、小さいからこそ実現できるスピード感、フラットな組織を実現しているので、興味のある方はぜひ一度話を聞きに来てください。