DataLabs株式会社は、東京都中央区を拠点に、建設業界向けの最先端クラウドシステムを開発・提供しています。私たちの強みである「3次元データの自動モデル化」技術を活用し、2024年問題や業界特有の複雑な課題をスピーディかつ効率的に解決します。工事の省力化や生産性の向上を図り、デジタルインフラの世界標準基盤としての地位確立を目指します。 ■事業内容■ 3次元データを用いたクラウド型システムの開発・提供、またそれに関連する研究開発をしています。主要サービスは以下のとおりです。 ▍Modely　 - 3D配筋検査システム Modelyは、建設業界の悩みの種である「配筋検査」を、iPad1台で自動化する革新的なソリューションです。LiDAR搭載のiPadやiPhoneを使用して、簡単に点群データを取得し、それをクラウド上で自動的に3Dモデルに変換します。従来の手作業やアナログな方法に比べて作業効率が飛躍的に向上し、現場での負担が大幅に軽減され、費用や工数の削減に大きく貢献しています。すでに100社以上の企業が導入しており、その実績がModelyの信頼性と成果を証明しています。 ▍Hatsuly　 - 断面修復工3D出来形管理システム Hatsulyは、LiDAR付きのiPadやiPhoneを用いて取得したはつり箇所の3次元データを、スマートフォンやタブレットから簡単に管理できるクラウドサービスです。クラウド上で、はつり深さや体積の自動算出および帳票作成を実現します。このツールは、特に維持修繕向けの工事において、大幅な省力化を実現し、業務効率が飛躍的に向上します。導入社数はModely以上のペースで拡大しており、リリース1年未満にも関わらず既に数十社の企業に導入されています。 ■実績■ - プレシリーズAラウンドで4.3億円の資金調達 - 国交省主催のインフラDX大賞（令和5年度）受賞（スタートアップで唯一の受賞） - 「すごいベンチャー100 2023年最新版」選出 - デロイトトーマツ「Morning Pitch Special Edition2024」年間最優秀賞ベンチャー賞受賞 ■今後の展望■ ModelyとHatsulyの認知度をさらに向上させ、国内での導入を拡大するとともに、積極的な海外展開を進めます。2024年9月にはシンガポールを拠点に建設向けサービスを展開するRATEC Asia社との業務提携を開始し、アジア市場への進出を加速しています。 現在、土木業界に特化したターゲットを持つ一方で、今後は建築業界にも展開を広げていきます。設計施工から維持管理まで構造物のライフサイクル全体を通じてデジタルインフラの世界標準基盤へと成長することを目指し、全自動モデリングの開発にも取り組んでいます。