国内外の様々な製品・サービスにおいて、デザインとソフトウェア技術が、これまで以上に、開発の中で重要な役割を占める割合が多くなった昨今、私たちsdtech は、シンプルに長く愛される技術を追い求め、デザインエンジニアリングから生まれる製品づくりを目指す、サステイナブルなヒューマンファクターソフトウェアベンダーです。
近年、米アップルの製品が世の中を席巻したこともあり、デザイン視点の重要性は、理解されてきている状況ではありますが、日本の産業の裾野を見ると、エンジニアリングに比べて、デザインの力の活用が進んでいない領域は、まだまだ多く残っていると感じています。
私たちは、UIはユーザに機能を使わせるものではなく、「ユーザがやりたいこと、やって嬉しいことを機能と繋いでいくこと」だと考えており、人間中心設計のアプローチ手法を活用し、本質を掴んで狙いを明確にし、コンセプトを定め設計しています。
そして、デザイナーとエンジニアがチームで活動することで、その「根拠のあるデザイン」を「ものづくりとして具現化」し、デザインとテクノロジーが統合される製品作りを実現していくことで、ユーザに高い価値と喜びを届けたいと考えています。
私たちが手がける主な事業は、主に2つです。
(1)デザインエンジニアリングを中核としたデザイン・リサーチ、コンサルティングサービス及びソフトウエア開発
(2)自動車分野を中心とした自社ソフトウェアの製品の提供
お取引先企業様としては、大手自動車メーカー、Tier1メーカー、その他メーカー様とのお付き合いが多数あります。
自社のソフトウェア製品としては、「TRITO」という自社ブランドによる製品開発をしています。
現在提供している製品としては、瞳孔、視線、心拍、CANデータからドライバーの状態(よゆう度)を常時測定し、そのドライバーに適した情報をHMIに反映するシステム「ドライバー適応型HMIシステム」や機械学習を活用したシステムを構築するためのツールキット「TRITO Comperio」、HMIをVRで再現されたコックピット内でユーザビリティ検証・評価することができるシステム「TRITO VR」などがあります。
当社は、運転者の余裕度を検出するソフトウェアを開発し、2017年の5月の「人とくるまのテクノロジー展2017」にて発表をいたしました。出展の様子は、日経テクノロジーや日経Automotive8月号など多数のメディアに取り上げていただきました!
■参考URL
・日経テクノロジー
「人とくるまのテクノロジー展2017 運転に集中させて――“空気を読む”クルマのHMI」
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/event/15/051900123/053100027/?rt=nocnt
・詳細の製品情報はこちら
https://www.sdtech.co.jp/project
【エンジニアとして新しいチャレンジが叶う環境】
現在、案件の約半数が車載系のHMI開発ですが、その他にも最先端技術を活用した案件や珍しいプロジェクトもあり、案件のバリエーションが豊富です。
また、フランクな場での対話から生まれるアイデアを大切にしており、それらアイデアをチームでカタチにしています。
実際に、京セラ様と実現した『高精細 空中ディスプレイ』では、従来の映像を投影するだけではなく、『空中に浮かぶ映像に触れる感触はないけど、直感的にジェスチャー操作できるものを作ろう!』そんな自由な発想で実装しました。
多種多様な案件に上流工程から携わるため、『より良いプロダクトを自らの手でつくっている』実感を得ることができます。