現在、海士町は、年間100人の若者が来島し、新たな事業やプロジェクトが増えています。 その取り組みを知ろうと、行政や企業の視察の方も多く訪れます。メディアに取り上げられるなど全国での露出も増えています。 しかし、島の方にとっては、関心はあっても事業所を訪れるきっかけがない。 事業を立ち上げた方にとっては、取り組みを知ってもらいたくても接点の持ち方が分からない。 そんな課題がありました。 いちばん近い存在の島の方々にまずは島の「今」を知って欲しい。 その思いから、徳島の神山町で行われている町民向けバスツアーを参考に、海士町で「わがとこバスツアー」の事業が立ち上がりました。 新たな事業や取り組みは、まずはどんな人がどのような想いでやっているのかを知ってもらうことが大切です。 事業内容を島の人に伝え、事業を始めた人と島の人とでその想いを交換することで、一体となって互いに応援しあえる島にしたいと考えています。 このプロジェクトに携わる方には、島内に「わがとこバスツアー」をより一層浸透させるための方法を考え、取り組んでいただきたいです。 目標は、様々な人が自分の想いを伝えたり感じたりする場を提供する仕組みを整えることです。