Contreaは、「医療にかかわる全ての人に安心を」をミッションに掲げ、医療者・患者側の双方に一歩進んだ医療体験を提供することを目的に事業を展開しております。
現在は「MediOS」という、IC(インフォームド・コンセント)を含む患者説明に特化したSaaSを開発しております。
ICとは、病気の治療の際に、医師が患者さんに治療の必要性や計画、リスク等などをわかりやすく説明し、患者さんが理解したうえで、自分の意志でその方針に同意や拒否をすることを指します。
MediOSとは定型的な説明内容を分かりやすいアニメーション動画で提供するサービスです。MediOSを用いて、繰り返しの定型的な説明を動画で再現しあらかじめ患者さんに見てもらうことで、医師は限られた診察時間を患者さんごとの個別説明に充てることができます。医師は患者さんとの対話や個別性に即した説明、意思決定の支援などに注力することができ、業務効率のみならず患者さんの満足度や治療に対する納得度も向上することが期待できます。
加えて、MediOSは患者さんの理解度確認や質問事項を事前に収集するクラークとしての役割を担うこともできます。動画の準備・管理、患者さんへの共有、視聴のトラッキングまでMediOS一つで運用可能な点が特徴です。
また、患者さんへの動画視聴後の理解度調査は5段階中、平均4.8と高い値となっています。高齢者が多い医療現場でも動画による説明は受け入れられており、これからのスタンダードになることが期待できます。
医療現場の業務効率化を図るだけではなく、患者さんがあらかじめ自身の疾患や治療方針について知識を得たうえで、医師との対面の診察に臨むことにより、より本質的な『対話』に注力することができることがMediOS導入の最大のメリットです。