【メディヴァのミッション】 ―医療界に革新を、新しい創造を 2000年に医療界に問題意識を持ったマッキンゼー出身のコンサルタントと医師により創業された当社。 当初は3名程だった社員も現在では240名まで増え、医療コンサルティング企業としては大手と言える規模に成長しました。 業容も拡大し、国内外で医療のみならず予防や介護に取り組むトータル・ヘルスケア・コンサルティング＆オペレーション・カンパニーとして多角的な事業を展開しています。

メディヴァの海外事業がスタートしたのは2012年。 経済産業省の助成金を受けたミャンマーでの乳がん検診の調査がきっかけです。 当時、ミャンマーではマンモグラフィの有用性が医療者にも理解されず、検診にほとんど使用されていませんでした。 理解を得るために、日本の医療機関や医療機器メーカー、経済産業省など多くの人を巻き込み、マンモグラフィの有用性を広めるセミナーを実施。 そこからマンモグラフィの設置、撮影を行う放射線技師や読影を行う放射線科医のトレーニングを行い、ヤンゴンの公立病院内で乳がん検診をスタートさせることができました。 この取り組みは世界的に注目を浴び、たった数年間の間にベトナム、タイ、ロシア、中国、UAE、イラン等へと活動の範囲が広がっていきました。 私たちの強みは、ただ「医療機器を販売する」だけでなく、医師や技師への「トレーニング」や、「オペレーション」、「制度設計」をトータルパッケージで提供できること。 特に新興国や発展途上国の医療は整っていない部分も多いため、質の高い医療を効率的に取り入れられるこのやり方は、各国で非常に好意的に受け入れられています。 また、経済産業省・厚生労働省・国内ヘルスケア関連企業からの委託事業や共同事業として、共生と予防をテーマとした認知症ケアサービス構築、医業従事者向け研修プログラム開発などのニーズも高まっています。 今後も日本の高品質な医療・認知症ケアの価値を世界に発信すべく、様々な取り組みを行っていきます。

―各国の医療発展に貢献すべく、コンサルティング・事業運営の両輪を回しています 提言するだけでなく、提案し、実行する「コンサルティング・オペレーター」であることは、たとえクライアントが海外だとしても変わりません。 日本の政府機関やヘルスケア関連企業等とのネットワークを活かしてコンサルタントとして協働するだけでなく、事業者として現地で医療機関の設立、運営にも取り組んでいます。 この両軸で、医療体制が充分に揃わない諸外国の医療を育てていきます。

《業務内容》 日本の優れた医療・技術・運用・経営をトータルパッケージで提供できる強みを生かし、 医療体制が充分に揃わない諸外国の医療をサポートしていきます。 ▼具体的には… ・新規事業企画： 国内外の医療機関、政府機関、企業、NGO、NPOなど幅広いクライアントに対し、海外における新規事業開発をサポートします。 医療機関に関する事業はもちろん、保険、予防医療、介護、保健医療分野など幅広く対応しています。 ・医療機関の新設： クライアントの理想と現地のニーズを両立させた病院や健診施設、介護施設等の開設に取り組みます。 ・海外事業の運営支援： コンサルタントを現場に派遣し、多様なニーズに対応します。 ・医療政策の提案 対象国の政府や自治体に対する医療政策の提案を行います。 ・調査、計画： 日本の企業・病院などに対する調査、事業計画、海外展開サポートを 現場の状況を多面的に把握し、施設の運営改善、新規開設、増設等に役立てます。 《プロジェクト例》 ・ミャンマー乳がん検診普及プロジェクト https://mediva.co.jp/report/consultant-blog/5231/ ・100％出資クリニック「ビンズンアーバンクリニック」開設 https://mediva.co.jp/report/consultant-blog/3458/ ・ウォッカ大国ロシアの健康づくり（日露医療協力推進事業） https://mediva.co.jp/report/consultant-blog/3078/