NEWLOCALは「地域からハッピーシナリオを共に」をミッションに掲げるまちづくりスタートアップです。人口減少社会における持続可能な地域モデルの実現を目指し、日本各地で不動産開発を中心としたまちづくりを行っています。
意思と行動力がある人々がいて独自の魅力を持つ地域において、地域の想いに寄り添い、人・アイディア・資金を集めることでスピード・スケールをもったまちづくりを行います。
現在、野沢温泉・男鹿・御代田・丹後、小松の5拠点で事業をしており、2027年までに10地域への展開を目指しています。
<野沢温泉>
長野県野沢温泉村は、山・緑・水に恵まれた自然と、スキー・温泉・道祖神祭りといった豊かな文化を持ち、国内外でファンが多い地域です。しかしながら、高齢化や施設老朽化により民宿の閉業が進み、通年雇用の難しさから人口減少が続いています。
私たちは閉業した宿などを長期定借し、通年で活用できる施設へ改修することで、「観光地強化」「移住・定住促進」「起業・雇用促進」を目指しています。2023年にはミュージックバー「GURUGURU」や宿泊施設「野沢温泉ロッヂ」を開業し、今後も複数の宿泊施設を展開予定。今後も地域の文脈に沿った事業をスピード感を持って進めています。
https://www.nozawa-onsen.co.jp/
<男鹿>
秋田県男鹿市は美しい自然や伝統文化に恵まれた地域ですが、急速な人口減少に直面しています。2021年に誕生したクラフトサケブランド「稲とアガベ」が、旧駅舎を活用した醸造所を拠点にまちづくりを進め、新たな人の流れを生み出しています。2025年には宿泊施設「かぜまちみなと」も開業。今後、この動きをさらに推進するため、酒と食を軸にしたまちづくりを通じて、男鹿に新しい層を呼び込み、地域との関わりを生む拠点づくりを進めています。
https://www.ogamachi.co.jp/
<京都丹後>
京都府北部の丹後地域は、日本三景・天橋立や舟屋の町並み、丹後ちりめんなど多様な魅力を持つ一方で、広い地域にエリアが点在し、各エリアの連携が図れていないことが課題となっています。すでにビアパブ「Hashigoya」、宿泊施設「mizuya」を開業し、今後も宿泊施設を展開予定。クラフトビールの製造を手がける「ローカルフラッグ」と共に、酒や食を軸に、与謝野を中心とした丹後地域のまちづくりを行い、持続可能な発展を牽引します。
https://www.kyoto-tango.co.jp/
<小松>
石川県小松市は、加賀百万石の城下町として栄え、歌舞伎の勧進帳、九谷焼、白山信仰といった多様な文化が今も暮らしの中に息づく地域。
現在、北陸新幹線の延伸や小松空港のインバウンド回復、大型複合施設の建設計画など、観光とまちづくりが一体となって動き出す大きな転機を迎えています。
この新たな機運の中で、「小松らしさ」を体感できる地域コミュニティの核となる場や、高付加価値な宿泊施設の整備に着手。城下町エリアでは町家を活用した分散型ホテル、港町エリアでは北前船の旧家を活かした宿を開発し、地域資源を体感できる拠点づくりを進めています。
https://www.komatsu-kikaku.co.jp
このように、人口減少に悩む地域において地域と外部の人材が力を合わせ、事業を通じて社会課題を解決しつつ持続可能な地域モデルをつくることで、日本・世界の先例となることを目指します。
直近5年は10地域において、日本のまちづくりスタートアップのリーディングケー スをつくります。同時に、まちづくりについての人・金・情報のプラットフォームをつくり、まちづくりを産業化します。
そして、長期的には課題先進国である日本の事例を携え、人口減少に悩む海外地域で事業を展開していきます。