■基幹システムとクラウドソリューションから医療DXを牽引
1つ目は、中小規模病院・有床診療所向け電子カルテ「MALL」です。弊社の調べでは、100床未満の中小規模病院のうち、1,000施設ほどは紙で患者様の情報を管理しています。こうした状況は、医師・看護師・技師等の働き方改革や、後述する「地域包括ケアシステム」の完成を阻害します。開発・販売・導入・サポートのほとんどの機能を内製化しているため、中小規模病院であっても導入しやすい価格帯を実現しています。すでに160件を超える導入実績があり、利用継続率は99%です。
2つ目は、クラウド型地域包括ケアシステム「MINET」です。本製品は、医療・介護・調剤の施設間で患者様の情報を連携するシステムで、「地域包括ケアシステム」を2025年に完成させる、という国全体の目標を支えるものです。弊社が受託開発した、対象地域(高知県幡多郡)での患者登録割合15%を超える「はたまるねっと」をベースにしており、機能・費用ともに実績のある製品です。こちらの製品は他社の電子カルテでも接続可能となっていますが、「MALL」と組み合わせることでより良い情報連携を実現することができます。