当社、彩いろり(いろどりいろり)は、
[DE-tech事業]: Drink & Eat Technology事業。酒類業界の活性化に向けて、お酒に関する消費者向けサービス、事業者向けソリューションを提供します。
[Consulting事業]: 手段ありきのDXベンダーや、作業/事例/評価主体のコンサルタントにお困りの事業者に、戦略面と推進面の双方で事業の創造/変革を支援します。
を営んでいます(営もうとしています)。
ここでは、この度新たに開始するDE-tech事業の消費者向けサービスを対象にお話しします。
消費者向けには「もっと多くの人が、もっとお酒の個性を愉しめる」ようになれるよう、「飲みログ」サービス(飲みログapp、飲みログmedia)を提供していきます。
既にたくさんのお酒アプリ、お酒メディアがありますが、飲みログは以下の点を踏まえてユニークなサービスを展開していきます。
◆「よいものは誰にとってもよい」ではなく「好きなものは人によって異なる」◆
お酒は、機能性よりも嗜好性が強い商品です。空気清浄機など、機能性が強い商品であれば、「その他大勢の評価が高いほど自分にとってもよい商品」だと思いますが、嗜好性の強い商品でも果たしてそうでしょうか?
私たちは、そうではないと考えており、大勢の平均評価を重んじてしまうと、せっかく造り手が個性あるお酒を造っても評価されづらくなり、それは中期的には個性ある銘柄が失われていく(多くの銘柄が似たり寄ったりになる)ことに繋がるのではと勝手ながら危惧しています。
飲みログでは、「好きなものは人によって異なる」を前提として、お酒の個性がより彩り豊かになっていくことを陰ながら支えていけるよう、さまざまな機能を提供していきます。
◆ 一つを対象とした絶対評価ではなく、複数を対象とした相対評価 ◆
好きなものは人によって異なる = 個々人によって嗜好が異なることになるため、個々人の嗜好を把握できるような評価スキームが必要になります。
今までの評価スキームですと、ある商品やお店を5段階または10段階で評価する形式が大半ですが、そうなると、自分の評価実績を振り返ったとき、多くの商品やお店が、3.0、3.5、4.0 に固まってしまうのが実情だと思います。じゃー100段階評価にすればいいのかと言ったらそれでは評価が大変すぎます。
そもそも、私たちが何かを食べたり飲んだりしたときに感じることは、「3.0点」、「3.5点」という形より、「今までで一番おいしい!」、「あのお店で食べた○○の方が美味しかったな・・」、「さっき飲んだ銘柄よりこの銘柄のほうが好き!」といった形のほうが近いのではないでしょうか?
飲みログappでは、複数銘柄を対象とした相対評価スキームをベースとして、誰でも簡単に飲んだお酒を記録できる「飲み比べログ」や「振り返り評価」などの機能を提供します。
◆ 知識がない人でも、「どんなお酒がお好みですか?」と聞かれて物怖じしないために ◆
「美味しい」以外の単語でお酒の味わいを表現するハードル、高いと感じませんか?「どんな日本酒が好きですか?」と聞かれたら「辛口」としか答えられない人、いませんか?
お酒の資格の多さが物語るように、お酒は製法、産地、原材料などが多岐に渡るため、やもすると知識がないと楽しめないと敬遠してしまっている人もいるのではないでしょうか。
もちろんお酒は知識がない人でも愉しめるはずです。知識がなくても、お酒を味わっていくにつれて銘柄の個性が分かる/表現できるようになっていったら、嬉しいのではないでしょうか。
飲みログでは、銘柄、種類、製法、産地、原材料などについて、知らない人でも味の特徴が極力簡単に分かる形でビジュアル化していきます。また、個々人が蓄積した相対評価のログに基づき、自身の嗜好を言語化できるような機能を提供していく予定です。
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