1999年、株式会社ナッシュはデニムを中心としたテキスタイルコンバーター(生地屋)として倉敷児島の地で創業しました。2007年、デニムというカジュアル素材を、フォーマルの領域に昇華したデニムスーツを世界に先駆けて開発し、デニムスーツ専門ブランド「inBlue」を立ち上げました。 現在２代目社長のもと第二創業期を迎えています。 既存のアパレル業界の常識を、①製品②営業③デジタル領域の駆使という3つの柱で変えていく、業界のゲームチャンジャ―を目指しています。

《Mission ～ブランド経営理念～ 》 “デニムスーツを着る人に新しい価値を提供し、着る人の人生を豊かにする” 私たちは一着のデニムスーツを、「単なる一着として終わらせてほしくない」とお客様に心を込めて製作します。 一生に一度しかない成人式、大切な友人の結婚式、対外的なパーティー、社運を賭けたプレゼンテーション、大切な人とのデートetc... inBlueのデニムスーツは人生のドラマティックな場面のすぐ傍において欲しいという少々出しゃばった想いがあってこそ、着る人の人生を心から応援し、その人の人生を豊かにできるはず。 たった一着のスーツかもしれないですが、inBlueのデニムスーツはそんなマジックスーツになれると確信しています。 《Vision ～ありたき姿～》 “アパレルの新常識を創り出すリーディングカンパニーになる” デニムスーツを着るということは、新しいことの連続です。 倉敷の歴史ある街並みに佇むスーツ店。誰も着手しなかったデニムというカジュアル素材をフォーマルに昇華した唯一無二のスーツ。 販売スタッフも、一流サロンのような緊張感こそないが、お客様に合わせてどこよりも気持ちの良い接客ができる。 「店舗」「製品(企画・生地・縫製)」「接客」「デジタル領域の駆使」 その全てにおいて既存のアパレルができなかったことを追求し、 それを新しい価値と定義し業界のゲームチェンジャーとなることを目指しています。

《Values ～行動指針～》 ①“Building Trust” 顧客からの信頼は与えられるものではなく勝ち取るものと考え行動します。 ブランドコンセプトを一貫させ、常に顧客に寄り添い、期待の斜め上を行くブランドであり続けることを誓います。 ②“Better than yesterday” 自らの価値を最大限発揮するためには、継続的な学びが必要です。 ファッション領域にとどまらず幅広い知識を身に着け、それをもとに経験し、昨日の自分を超えていきます。 ③“No Change, No Gain” 0勝0敗10引き分けよりも、1勝9敗を目指します。挑戦して勝ち取った1勝にこそ大きな価値があります。 自らが変化しない限り、何も得ることはできないと信じ、「行動こそ真実」を合言葉に挑戦し続けます。

今回募集するスタッフは、店舗での接客販売をメインに行うメンバーです。 《inBlueの接客は普通のアパレルとはまるで違う！》 現在inBlueは、岡山県倉敷市の美観地区に1店舗のみ展開していますが、店舗業務がメインとなります。 ここまで聞くと、「ああ、ありがちな店舗販売か。。」と思い閉じてしまいそうになりますが、少しお待ちください!! inBlueの接客はアパレル業界にあふれる紋切型(金太郎あめ方式)の接客とはまるで違います。 自分で考え改善し、自分で提案していく究極に自発的な接客の姿を理想としています。 《接客の理念＝【全てはお客様のために】》 単純で当たり前とされている上記の事を徹底的に浸透させています。そのためには、お客様を喜ばせたいと腹の底から思えるかが最も重要です。 ①お客様をびっくりさせる(これは体験したことがない！) ②お客様の一枚上手を行く(体験のないものこそお客様が本当に求めている事) ③本当にいいもの、いいサービス、いい店を目指す (inBlueは、世界中で一番いいものを扱っていますか？、一番良い接客ですか？、一番ワクワクする店ですか？、一番掃除の行き届いている店ですか？と常に自身に問いかけます。) 上記3点が、inBlueが掲げる顧客志向という最重要コンピテンシーです。 《実際に、どんなエピソードがあるか》 3年前の夏のことです。長野県にお住いの顧客(医師)から突然電話があり、「デニムスーツを作りたい患者さんがいる。以前、重大な病気を患い後遺症で身体が動かないので車いす生活を強いられている。若いころからデニムが好きで、就職は岡山のデニムメーカーに就職しようと考えていたほど。何とか手伝ってくれないか？」という旨の話。私たちもサポートすることを誓い、当日を迎えました。 患者さん本人は聞いていた通りほとんど身体は動きませんが、本人も懸命に体を動かそうとし、それに呼応する形で医師やスタッフの協力で何とか採寸が進んでいきます。最終的に採寸やデザインを決めるところまで完了し、約1か月後納品のタイミングを迎えました。 その後、ご紹介いただいた医師の方からもメッセージをもらうことができました。我々はたったの90分程度の出来事でしたが、このプロジェクトを遂行するには大変入念な準備を積み重ねてきたということを知りました。半年以上前から段取りを開始し、長野から倉敷まで来るルートの決定や休憩ポイントの決定、何か起こったときに対応できるような周辺施設への準備、同行する医師や医療スタッフの確保などなど。 「こんなに大変なことなのにどうしてやろうと思ったのですか？」と企画した医師の顧客に質問すると、「いつもは緊張して(患者さんは)目を合わせてくれないが、デニムスーツのことを話すときだけは、にこにこして聞いてくれるから」と。 その時、自分たちもこのプロジェクト(新聞でも取り上げられました)に微力ながら協力できて良かったと思いましたし、inBlueのミッションである「着る人の人生を豊かにする」を実現できた瞬間だと思いました。 なお、3年前に一緒にご来店されていた婚約者の方と結婚したそうで、とても暖かい気持ちになりました。 《具体的な業務》 ①営業・接客 ⇒国産デニム発祥の地というストーリー性や商品の話題性に魅せられ即決購入する方は多いですが、その魅力を伝えるのは全てスタッフの営業力にかかっています。 一方で、2着目以降の受注に向け、時間をかけ顧客を育成する事も重要な仕事です。顧客の特徴、好み、購入タイミングなどを把握し、適切な提案をする営業活動が求められますが、営業活動の根幹の概念は顧客管理(CRM) です。当社はCRMのクラウドサービスを用い、顧客の個人情報から採寸データに至るまで、全ての顧客データを詳細に収集し蓄積しています。 ②製品企画(デニムスーツの生地企画・新商品の企画) ⇒一般的なデニムを用いた製品はすでに市場に流通した生地で展開されますが、inBlueの生地は全てオリジナル企画です。「生地を制する者はアパレルを制す」という通り、生地屋であるという生い立ちを最大限生かした最もエキサイティングな仕事に携われるのが魅力です。 《今後の展開》 今後は、女性用のフォーマルスーツの開発・販売も開始したので、プロモーションをかけていくことになります。また、東京への出店計画も進んでおり、今後さらに事業は拡大していきます。 さらにオンラインとオフラインの融合(OMO）をテーマに、Instagramライブ配信を強化し、従来の店舗の概念を「モノを売る場」から「顧客体験の創造の場」にシフトし、ECでの販売を開始します。 接客力や営業力を最大限活かし「倉敷店の運営は全て任せてくれ！」という方の挑戦をお待ちしています。