私たち和上ホールディングスは住宅設備の施工会社として創業し、その当時にまだあまり注目されていなかった太陽光発電にいち早く着目、これからのスタンダードになるべき技術であるとして「環境に優しい住宅」「お財布に優しい住宅」を提唱し、それを形にしてきました。やがて国による補助金や固定価格買取制度(FIT)などがスタートし、太陽光発電には強い追い風が吹くことになりました。こうした施策が次世代エネルギーの大本命である太陽光発電の普及に大きな役割を果たしたのは、言うまでもありません。
しかし、これは国の施策による後押しがあったからであり、補助金やFITがなければまだまだメリットの薄いものでした。企業が太陽光発電に取り組むのは「CSRの一環として」「企業イメージを高めるため」といったように、あくまでも広報宣伝活動の一環でした。これでは国による後押しや「意識の高い企業」任せから脱却できないと考え、和上ホールディングスは環境技術と経済的メリットを両立できる「環境×〇〇」の必要性をアナウンスするようになりました。
そのひとつの形が、太陽光発電所への投資モデルでしょう。太陽光発電がビジネスとして独り立ちをして、「儲かるなら太陽光発電を始めよう」と考える企業が続出しました。そうです、環境ビジネスは儲からなければ意味がないのです。
その後、太陽光発電を中心とする環境ビジネスは飛躍的な発展を遂げました。自家消費型モデルや太陽光発電所のセカンダリー市場の確立、さらに農業との両立を図る営農モデルなど、環境ビジネスは今や企業にとって利益が期待できる有望なビジネスモデルなのです。今ここでご紹介した太陽光発電の事業モデルにはすべて和上ホールディングスも参入しており、実績とノウハウを蓄積しています。それはもちろん、これから太陽光発電事業を成功させたいと考える事業者、投資家の皆さんの利益のためでもあります。
「環境」だけが価値を放つ時代は、もう終わりました。これから「環境×〇〇」という付加価値の時代です。私たち和上ホールディングスはこれからも、この「〇〇」に強いこだわりを持って環境ビジネスのトップランナーであり続けたいと考えております。