ソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」でフードロス削減の新たな道を切り拓いてきたクラダシは、その知見とネットワークを活かし、新たな領域へと歩みを進めます。2025年1月、私たちは物流課題を抱えるすべての事業者様に向けて、サプライチェーン全体にソーシャルグッドな変革をもたらす「物流サービス」を本格始動しました。

これは単なる物流代行ではありません。EC事業で培った高度なノウハウと、クラダシならではの仕組みを融合させ、お客様のビジネス成長とフードロス削減を同時に実現する、次世代のロジスティクスソリューションです。

▼なぜクラダシが物流なのか？― 事業参入の背景
EC市場、特に食品分野の急成長は、物流業界に大きな変化をもたらしています。一方で、物流の「2024年問題」に象徴されるドライバー不足やコスト増加は、多くの事業者様にとって深刻な経営課題となっています。

クラダシはこれまで、多くの食品メーカー様や卸業者様とパートナーシップを築く中で、「物流の効率化」や「余剰在庫の管理」といった切実な声に数多く触れてきました。

こうした背景のもと、私たちは中期経営計画に掲げる「フードロス削減のインフラに」実現に向け、サプライチェーンにおける機能拡張として物流事業への参入を決意。2024年7月には物流事業を専門に担う「ロジスティクスソリューションカンパニー」を発足させ、事業者様の課題に根本から向き合う体制を整えました。

▼クラダシ物流サービスの3つの強み
事業者様が抱える「コストが高い」「手間がかかる」「スペースが足りない」といった様々なお悩みを、クラダシならではの価値提供で解決します。

1. 食品ECで培った、高度な物流ノウハウ
　賞味期限が迫る商品の管理、冷凍・冷蔵・常温の「3温度帯」に対応した品質保持など、「Kuradashi」の運営で培った難易度の高い食品物流のノウハウが私たちの最大の強みです。複数商品を組み合わせたセット組やギフト包装など、お客様の細かなご要望にも柔軟に対応し、物流品質の向上を実現します。

2. “捨てる”をなくす、独自の「余剰在庫買い取り」提案
　クラダシの物流サービスが他と一線を画す、最も特徴的な仕組みです。物流業務をお任せいただく中で余剰在庫が発生した場合、Kuradashiがその在庫の「買い取り」をご提案します。 これにより、お客様は在庫の保管費用を削減し、キャッシュフローを改善できるだけでなく、手間をかけることなくフードロス削減に貢献できます。

3. 全国150拠点以上のネットワークによる最適化
　全国に広がる150以上の提携倉庫網（2024年12月末時点）から、お客様の事業規模や商品の特性に最適な拠点を提案。専門知識がなくても、事業成長に合わせた最適な物流戦略を構築し、コストと効率のバランスを最適化します。

▼一気通貫のサポートでお客様の成長を伴走
クラダシは、お客様の物流戦略をトータルでサポートします。

〇物流アウトソーシング
現状の倉庫からの移転支援から日々の運用まで、物流業務を「丸ごと」お任せいただけます。入荷・検品、在庫管理、ピッキング、梱包、出荷まで、すべてのプロセスを一括でサポートし、お客様が本来注力すべきコア業務に集中できる環境を創出します。

〇物流コンサルティング
現在の倉庫運用をベースに、物流価値の向上やコスト削減に向けた具体的な改善策を提案。専門家がいないというお悩みにも、クラダシがパートナーとして伴走します。

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クラダシが目指すのは、物流の効率化だけではありません。サプライチェーンに関わるすべての人がメリットを享受し、同時に社会課題の解決にもつながる新しい物流のスタンダードを創ることです。ビジネスの成長とサステナビリティの両立を目指す皆様の、最強のパートナーとなることをお約束します。

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