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ABOUT
フードロス削減を目指すソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」は、オンラインでの活動を飛び出し、オフラインでの新たな挑戦を加速させています。消費者と直接つながる常設店舗の開設から、地方自治体や企業と連携した地域課題の解決まで。お買い物を通して社会貢献ができる仕組みを、より身近に、より深く体験できる場を広げています。
▼ブランド初!体験と交流の拠点となる常設店舗をオープン
2023年5月、Kuradashiは初となる常設店舗を、東急田園都市線たまプラーザ駅直結の商業施設「たまプラーザ テラス」にオープンしました。
これまでオンラインを中心に、お得で楽しいお買い物体験を提供してきたKuradashi。期間限定のPOPUP SHOPで得た手応えをもとに、「商品を実際に手に取り、私たちの取り組みをもっと知ってほしい」という想いから、常設店舗の出店が実現しました。
出店先である「たまプラーザ テラス」を運営する株式会社東急モールズデベロップメントとは、フードロスなどの社会課題解決に向けたサステナビリティ活動を推進するパートナーとして連携。地域の方々の生活を豊かにし、「いっしょに つぎへ。」進んでいくことを目指す、新しい価値提供の拠点となっています。
▼連携地域の食材を最大限に活用し、新たな魅力を発信
Kuradashiのオフラインでの活動は、店舗展開だけにとどまりません。日本各地の地方自治体と連携し、地域が持つ素晴らしい食材を新たな形で活用することで、生産者の支援と地域の魅力発信に取り組んでいます。
① 愛媛県八幡浜市|規格外の柑橘「まどんな」が特別なスムージーに変身
2023年8月に千葉県・木更津にオープンした「KISARAZU CONCEPT STORE」。その中にある「THE OPEN CAFE」では、愛媛県八幡浜市の協力のもと、贈答用としては出荷できない規格外の高級柑橘「まどんな」を贅沢に使ったスムージーが提供されています。本来であれば廃棄されてしまう可能性のあった果物が、旬の時期に冷凍保存することで、年間を通して楽しめる特別な一杯に生まれ変わりました。この取り組みは、生産者の収入向上に貢献するだけでなく、地域の隠れた逸品にスポットライトを当てる貴重な機会となっています。
② 和歌山県すさみ町|食卓にのぼりにくい「未利用魚」を美味しい一皿に
株式会社スープストックトーキョーが運営するファミリーレストラン「100本のスプーン」では、和歌山県すさみ町で水揚げされた「未利用魚」を活用したメニューが2023年から年間を通して提供されています。サイズが不揃いだったり、漁獲量が安定しなかったりといった理由で、十分に美味しく食べられるにも関わらず市場に流通しにくいオキザワラやシイラといった魚たち。これらを美味しい料理として提供することで、漁師の収入安定と海のフードロス削減という2つの課題解決に同時に取り組んでいます。
オンラインマーケットから始まったKuradashiの挑戦は、リアルな店舗や地域との連携を通じて、より多くの人々を巻き込むソーシャルグッドの輪へと成長しています。これからも、オンラインとオフラインの垣根を越え、誰もが楽しく社会貢献に参加できるサステナブルな社会を目指していきます。