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2013年、弊社が設計~開発・製造までを一貫して行った人工透析の排液熱回収システムが省エネ大賞 特別賞を受賞しました。
人工透析とは腎臓に何らかの異常がみられ上手く機能しなくなった際に体外で補助する医療処置のことで、平均して4~5時間の処置を週に3回行うのが一般的とされています。
この時に体内を通る透析液はおよそ120~150Lと言われており、この大量の透析液を体温付近まで温める必要があり、それには膨大な熱を要することになります。
わたしたちは、血液透析後の透析排液がこれから透析に用いられる液と同様に体温付近まで温められていることに注目し、この排液から熱を回収するシステムを開発。現在、新設の大型病院にはこちらの装置が数多く導入されているとのことです。