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ABOUT
時代は変化し始めました。どうにかして、この美しい生地=エバーブルーデニムを世に広められないか。
そう考えた当社は、思い切った方向転換をします。
「デニムはカジュアルと決まっている?そんな常識を打ち壊してやろう」
こんなスローガンのもと、カジュアルの対極のフォーマルの世界に切り込みをかけに行くのです。
初めは、生地屋という出自ゆえ、このエバーブルーデニムをスーツ業界に持ち込みました。しかし、想像以上に厳しい反応。「色はいいし、生地もいい。でも、デニムをスーツにするなんて前例がない。色移りもするし。」と大手量販店の担当者はつぶやきました。
また、当時デニム業界では「デニムをスーツにするなんて」と揶揄されたものです。なぜなら、スーツ業界、デニム業界には「デニム×スーツ」というハイブリッドな製品を開発するアイデアはなかったから。「デニムはカジュアル、スーツはフォーマル」という単一の発想だけだったのです。(ちなみに、2007年ころは、周りを見回しても、Googleでひたすら検索しても「デニムスーツ」という単語は出てきませんでした。)
考えた末に、自分たちでブランドをつくってやってみよう!と。そして満を持して倉敷市児島の本社近くに店舗をオープンしてブランドをスタートさせましたが、鳴かず飛ばずの日々。一日に来客数がゼロという日も当たり前でした。