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8月17日の日経新聞朝刊に取り上げてもらいました!
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN160BE0W1A810C2000000/
以下、一部抜粋
【シリコンバレー=奥平和行】日本航空(JAL)などの出資先で、航空機に加えて電車や自家用車、徒歩で移動した距離に応じてマイルを付与するサービスを提供する米マイルズ(カリフォルニア州)が日本に進出する。子会社を設立し、今秋にもサービスを始める計画だ。成長が続く日本のポイントサービス市場を取り込む。
全額出資子会社のマイルズジャパン(東京・渋谷)を設立した。マイルズはクーポン券の配信など企業のマーケティング活動の支援が主な収益源で、利用者には移動でためたマイルに応じて米アマゾン・ドット・コムなどのギフトカードを提供している。日本でも交通機関や小売業などと組む計画だ。
マイルズは米IT(情報技術)大手、シスコシステムズの出身者らが2016年に設立し、19年3月に米国でサービスを正式に開始した。人工知能(AI)を応用し、利用者が使った交通手段を自動で判別する技術を開発、活用している。米国における現在の利用登録者は120万人で、1年半で約6倍に増えた。
独ポルシェなどが出資するほか、このほどJALのベンチャーキャピタル(VC)部門やあいおいニッセイ同和損害保険、米スクラムベンチャーズなどが1250万ドル(約14億円)の増資に応じた。この一部を国外進出に充てる計画で、進出先の第1弾として日本を選んだ。
調査会社の矢野経済研究所(東京・中野)によると、日本におけるポイントサービスの市場規模は21年度に2兆878億円まで増える見通しだ。5年前より約2割拡大する。取材に応じたジガー・シャー最高経営責任者(CEO)は「歴史的に見ても日本はポイントプログラムの大市場だ」と進出の理由を説明した。