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築50年以上のスナック兼住居をアパートメントホテルにリノベーション

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2019年7月、熊本県上天草市松島町に築50年を超えた元スナック兼住居だった空きビルをリノベーションしてアパートメントスタイルの滞在型宿学施設「SEACRUISE HOUSE NAVIO(シークルーズハウスナビオ、以下ナビオ)」を開業しました。

ナビオが建つ合津港周辺は昭和41年に天草五橋が開通するまでは天草の海の玄関口として栄えました。また、天草五橋開通後は多くの旅館や飲食店、飲み屋が立ち並ぶ観光地として更なる隆盛を迎えましたが、開通ブームが終わったあとは地域の人口減少、高齢化と共に衰退し空き店舗が増加しつつある状況。

一方、当社の拠点がある前島エリアは近年、熊本屈指のリゾートエリアとして再開発が進展したくさんの観光客が訪れています。両港の距離は車でわずか2分の距離なのにも関わらず。また、前島は小さいエリアで土地がなく、国立公園で厳しい開発規制がありこれ以上の発展は望めない状況であります。そこでもう一つの観光エリアを造成するためにナビオを建設を決断。

以前から1泊2食型の宿泊スタイルでは地域への経済効果が薄いと感じていたこともあり、”自宅や別荘感覚で泊まれる宿”をコンセプトにキッチン付きの完全素泊まりスタイルを選択。食事は周辺の飲食店を利用しても、ローカルのスーパーで食材を購入して料理することも可能です。狙い通り開業後は宿泊客が周辺の飲食店を利用したり、商店で買い物をしたりと経済波及効果が出始めています。

今後は2店舗目やカフェなども構想中。これからも地域に根付いたまちづくり拠点を開発していきたいと考えます。