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1. 帳票出力から事後処理までを一括でアウトソーシング。大幅な業務効率化に成功
■北海道ガス株式会社様が抱えていた課題
ガス・電気等ご契約をいただいている多くのお客さまに対して、ガス・電気料金のお知ら
せ等の郵送物をお送りする北海道ガス株式会社様。安定的なオペレーションを実現する背
景には、紙の在庫管理・データ出力・帳票印刷・仕分け・配送...と、多くの工程が存在し、
それらの運用をすべて自社で行っていたため、時間やコストがかかっていました。この課
題を解決するため、基幹業務システムの再構築を契機に抜本的な仕組みの見直しを行いま
した。
■課題解決に向けて
業務の効率化を目指し、一連の運用をアウトソースすることを検討し、アウトソースの条
件は、すべてのプロセスをワンストップで1社に委託できること。
その実現に向けて、恵和ビジネスからは複数のサービスを組み合わせたソリューションを
提案。
具体的には、北海道ガス株式会社様の業務システムからの出力データを恵和ビジネスに送
信、帳票印刷・裁断、封書の封入封緘、配送、帳票在庫管理等までを一気通貫で完了する
アウトソーシングの仕組みでした。
■導入後の効果
アウトソース開始後、自社で行っていた帳票印刷や在庫管理等の業務の削減、プリンタ・
裁断機の削減、帳票在庫スペースの削減により、人件費や設備投資を含めて大幅な業務改
善が可能となりました。
2. 短期間でのwebシステム開発により、業務の効率化とお客さま満足の向上が実現
■北海道ガス株式会社様が抱えていた課題
新たな建物を建設する際に都市ガス利用のニーズが発生した場合、北海道ガス株式会社様
に対して、対象の場所におけるガス管の有無を問い合わせます。
2017年までは、それらのお問い合わせはすべて電話とFAXで対応していました。そのため、
回答までのスピードに限界があることや、運用業務の効率化が課題となっていました。
■課題解決に向けて
様々なソリューションを検討した結果、電話での問い合わせに代わって、web上で指定し
た場所のガス管埋設状況をPDFで回答する、都市ガス供給照会システムを開発することが
決定しました。
リリースの予定日は開発開始から半年後。それまでに前例のなかったAPI連携という新た
な試みもありましたが、計画通りにシステム開発は進みました。そして、予定されていた
日にリリースを迎えます。
■導入後の効果
都市ガス供給照会システムは現在(2019年10月時点)、3,000名を超えるのお客さまに
安定的にお使いいただいています。年間約22,000件あった問い合わせの約7割は都市ガス
供給照会システムで対応しており、担当部門の負荷が軽減しただけでなく、お客さまが問
い合わせをしてから回答を得るまでの時間も大幅に短縮されました。