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ABOUT
現在、新規自社サービスとして中古車CtoCアプリのサービスの開発を進めています。
企画・開発途上のサービスではありますが、以下に開発経緯や特徴を記したいと思います。
■中古車CtoCアプリ
私たちは、個人間で中古車を手軽で、安全に、適正価格で売買ができる世界の実現を目指しています。
私たちのアプリは、普段使っている車を専門知識なしで、ガイドに従い情報を情報を入力するだけで出品ができます。AIが出品の適正価格を算出してくれるため、価格に迷うことはありません。
また、買取店に引き取ってもらう価格も同時に提示してくれるため、じっくり高く売るか、すぐに買い取ってもらうかを適切に判断できます。取引成立後はガイドに従い書類を準備し、陸送業者に引き渡すことで、簡単に取引が完了します。点検や修理も全国一律で受けられる、中古車プラットフォームアプリを目指しています。
■CtoBtoBtoBtoC
現在の中古車の中心的な流通形態はCtoBtoBtoBtoCです。
消費者の間に多数の業者が入ることで多くの時間とコストが掛かり、消費者価格に転嫁されているのが現状です。"中古車の価値はプロにしか分からない"という不文律により価格が不透明にされ、私たちは提示された価格を受け入れるしか選択肢はありませんでした。私たちはCtoCを通し価格の透明性を上げると共に、出品者はより高額に、購入者はより安価に中古車売買を楽しんで頂きたいと考えています。
■4%
日本の中古車の取引台数は年間約250万台。一方で、インターネットを通じた取引は約10万台、4%です。皆さんがよく知る大手の個人間売買(フリマ)アプリの中にも車のカテゴリーは当然あります。近年取引が増えていますが、まだまだ多いとは言えません。
他国に目を向けると、ソフトバンクビジョンファンドが投資をしている瓜子(Guazi)は、年間1400万台を超えさらに増加中です。"車は高額でネット取引には向かない"という今までの常識はもはや通用しません。
■中古車専門サービスの必要性
多くのフリマアプリでは出品が簡単な一方で、中古車の情報量が不足しています。
車の外装、内装、エンジン、電装の状態はもちろん、装備や諸元の基本情報も必要です。
フリー記述で全てを出品者に入力してもらうことは難しく、サービス側のアシストが必要です。
我々は写真にはガイドを使い、直感的に十分な量の撮影をしてもらえるようUIの工夫しています。
また、車両データベースを活用し、標準やオプション装備の選択を迷わないように等、簡単ではあっても十分な情報量を入力できる仕組みを取り入れています。
■煩雑な手続き
名義変更に関わる煩雑な手続きも中古車のネット取引化を阻んでいます。
自分で行うことに抵抗がある方も多く、プロにお任せしたいのが現状です。
オンラインで一括申請できるワンストップサービスという仕組みがあり、平成29年に全国に対象を拡大しました。しかし、まだ中古車取引にはほとんど使われていません。(当社調べ)
我々はオンライン手続きも最大限活用し、取引をスムーズにしていきたいと考えています。