早稲田大学 / スポーツ科学部 スポーツ科学科 スポーツビジネス専修
岡田ゼミ研究1
アルペンスキーの動作に近いという理由で、新体力測定の項目の1つである立ち幅跳びの記録を伸ばす研究を行った。 被験者は、部活動参加者と不参加者を含む、男性8名・女性3名。新体力測定と等速性脚筋力・筋持久力(Biodex)、最大挙上重量測定を行い、その中から立ち幅跳びの記録と相関があると考えられる項目を比較した。 比較した項目は、立ち幅跳び、レッグエクステンション(1RM)、最大トルク伸展180d/s(左右平均)、最大トルク伸展60d/s(左右平均)、最大トルク屈曲180d/s(左右平均)、最大トルク屈曲60d/s(左右平均)の6項目である。理由としては、アルペンスキーの動作である、腰・膝・足首の屈伸に必要なトレーニングであると考えたからである。 その後、相関係数が最も高かった最大トルク屈曲180d/s(左右平均)を部活動参加者とそうでないもので差の検定を行った。結果として、屈曲動作を強化できるハムストリングスのトレーニングを行うことで立ち幅跳びの記録を伸ばすことができると考えた。